内容説明
【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】気持ちよく目ざめ、今日という1日を感じ、季節の移ろいに気持ちを寄せる。自分に集中し、ときに、こころ通う言葉を交わす。そして、おいしいものをいただき、気づき、出会い、笑い、また、ねむる――。そうした暮らしをつづけていくと、日々、かろやかに、快くすごせるようになる。そして、それはすべて「整う」につながっていくと、著者の広瀬裕子さんは教えてくれます。あなたは、仕事、モノ、人と人との関係など、普段の暮らしでたくさんのものを抱え込んでいませんか？ どうしたらかろやかになるのでしょう？ まず思いついたことを、1日やってみませんか？ そして3日、1週間とつづけてみる。いつしか、あなたの心も身の回りも自然と整ってくることでしょう。本書は、短く綴られた生き方のヒントに交え、著者の自宅まわりで撮影された心地よい写真も多数掲載。時にパラパラとめくり、心地よさを味わっていただきたい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
111
整え方で、生活の心地よさが違う。印象に残っているのは「整う人」会うと整う人がいる。整っている人とあうと自然に自分の佇まいを意識的に整えることもあれば、いいなと自分が思えば自然とその人に近づいていく。その人がどうして整っているのかを考える。取り組み方や話し方、食事の仕方、好きな本や音楽、その人を取り巻く世界はその人そのもの。自分の中に準備ができていればそういう人と出会いはめぐっていく。整えようという想いが、整った人をつれてきてくれる。何気ない毎日を心地よさや空間が自分を満たしてくれる。幸福感に包まれる本。2023/01/14
assam2005
28
多分、自分自身が整っている時は気にもならないことなのに、崩れている時は妙に気になる言葉たち。時々、自分自身が何を欲しているのか、何が欠けているのか、自覚するために手に取ります。最近、なかなか出会えない「整う人」。この人のようになりたい！そういう人に出会えるだけで毎日が違います。そういう人と一緒に仕事をしていた時は、毎日が吸収だったように思います。そして、またそういう人に出会いたい。2018/05/12
SHIN
21
〝整える〟の中に、自分やモノ・自然の中に身を置くことなどがある。正解のない世の中で、整えなければ良い選択が出来ないことを知る。気持ちよくリセットし余裕のある生活を過ごしましょう！そういった内容のエッセイとなっている。2023/01/15
青木 蓮友
20
とにかく素敵です。ここにあることはすべてひとりで、今すぐ、いつでもどこでもここからできること。壮大な自問自答の手立てをとても丁寧にわかりやすく教えていただきました。自分でうっすら描いていた線を黒のマジックでグーッとなぞってその先をシュッとやってもらったような感触。「整う」と「かろやか」手帳に大きく書き留めました。昨日ヌメったベランダで滑って頭を打ちそうになったんです。あのハッとフワッとした瞬間、かるい走馬灯、生まれ還りなおしたような感覚。広瀬さん、きっと知ってる。いつだったんだろう、きっかけ知りたいです。2021/07/12
kyon
12
はじめて読む作家さん。自己啓発本のようなエッセイのような。読み始めは違和感があったのですが、段々読みやすくなりました。2019/07/30
