内容説明
全国区で有名私学に勝るとも劣らない、地域の誇りと期待を担った「ご当地名門校」として貫禄を見せる公立高校は、「塾歴社会」とは距離を置き、進学実績を伸ばすだけなく、学校文化がもたらす教育力までを享受する。こうした学校を巡り、そのあるべき姿、進むべき方向性を考察する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
67
わーい母校載ってる的なノリで読んだw灘開成に負けるな!ではなく公立の良さを書いてくれている(気がする)。学費の安さは神!友達に同じ位家が貧乏な子がいるとかもあるw静岡高校凄い。甲子園常連!うちですか?旧制中学時代に出てたらしいかも知れない。遠い目。浦和いいなぁと思うけど男子校。前高もなぁ~甲子園初の完全試合の人出てたし。塾に行ってない子も多かったけど、他校の名門ほど面倒見は良くなく悪い意味で放置wな癖に私大は駄目よ的な😨済々黌と修猷館は私立ぽい名前で素敵✨岡山朝日もいいね!でも中高一貫私立に憧れる我💛2023/01/11
りょうみや
15
各地方ごとに名門高校がありそれぞれで歴史的経緯・文化・特徴があるわけだが、現在位置は都心の私立高と似た感じであり、大きな違いは中高一貫かどうかしかないように思える。トップ校というのは必然的にそうなるのだろう。最後の付録におおた氏の山東高校での公演の全文収録があるが、それがおおた氏の教育哲学の総まとめという内容で、個人的にはその部分が特によかった。2018/04/24
さき
8
自分自身が地方公立の上位校、いわゆる自称進学校という学校出身です。名門校かと言われると怪しく、イマイチTOPに踊り出ない。しかし、本書にはわかるー!という共感の嵐。ハビトゥスというその学校に流れるならわし、それを吸収することで自分もまたその学校にふさわしい人になれるように努力する。そうやって脈々と受け継がれた学校ごとの伝統・文化が名門校たる由縁。2020/08/14
newman
6
この著者の本はよく読みます。今高校はどうなっているんだということに関する熱心さに近いもの、同じようなものを感じているので。「塾歴エリート」に負けない、ご当地名門校について、その高校の出身者が、「勉強だけではなかった」と書いているけど、勉強だけではないと言いたいためだけと読めてしまいました。記憶しておきたい文章2つ。「予備校から与えられる課題をこなすだけでなく自分で工夫して勉強するようにした」「林修の国語の特別授業を受けたこともある。あれを受けていなければ東大には合格できなかったと思う」2018/04/24
マイティー
2
決断の良し悪しは決断した後の努力が決める、というメッセージに胸を打たれた。2020/04/09
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