内容説明
寿司につられて寿司屋のかみさんになって二十年。カウンターの内側からみた、とっておきの話。寿司の値段、賞味期限、符丁のあれこれ、残った酢飯や魚のゆくえ、盛りこみと別盛り。なにかと誤解の多い寿司屋のホンネを飾らず気取らず綴る。寿司屋はこわいという方、このおいしい一冊で楽しく参りましょ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
39
先にコミック版を読んでるが、東中野の寿司屋に行きたくなったので原作を読んでみる。漫画には登場しなかったエピソードがゴロゴロと登場して楽しい。女将さんの文章がうまいこと。平易な文章なのにピシリと整ってるので読みやすい。これだけ手間暇をかけているのだから、さぞかし美味しいんだろうなあ。東中野は以前の職場からも近いので、続編も読んでからいそいそと出かけることにしよう。お値段は高そうだけど笑2019/07/23
しぇん
19
KindleUnlimitedで。コミック版既読で、面白かったのでいつか原作読みたいと思っていた作品です。寿司屋の内部事情など語ってくれるので色々楽しめました。コミックにあった息子の話が無かったので調べてみたら続巻もあるんですね。2022/11/14
だーぼう
13
岡山が輩出したあの総理大臣も行きつけにしていたとか。寿司屋のかみさんは見た!そして書いた!ブログに感想を書きました。2007/11/29
mame
8
寿司屋の裏話いろいろ。女将さんの飾らない人柄がいい(広)2023/10/08
ミナコ@灯れ松明の火
7
お寿司屋さんの裏話的な面白さ以外にも、ご夫婦のストーリーとして暖かくて面白かった。2008/10/07