作詞少女~詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話~

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作詞少女~詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話~

  • 著者名:仰木日向/まつだひかり
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • ヤマハミュージックメディア(2018/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784636943344

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内容説明

「作詞って……私が?」
「うん、うちの軽音部でオリジナル曲作ってるんだけど、作曲はまぁいいんだけど歌詞が全然でさぁ……お願いゆっぴ!」
「ええ!? 無理よ尚子! 作詞なんて無理無理! やったことないもの!」

 ――来た。ついに来たわ。私の才能に気づく人が、ようやく現れたのね。

――――――――――――――――――――――――――――――――

主人公は、高校二年生の江戸川悠(えどがわ・ゆう)。
一見ちょっと賢そうだけど、じつは……な女の子。
「本が好き」という理由だけで、友人の尚子(なおこ)からバンドでやる曲の作詞を頼まれたのだが、やはりそんなに簡単なはずはなく――。

この本は、小説を読むうちに作詞が学べる「作詞入門ライトノベル」です。
ちょっとしたキッカケから音楽の世界に足を踏み入れた悠といっしょに、作詞の方法を学んでいきましょう。
歌詞を作るための考え方や順番、そしてテクニックはもちろん、初心者が悩みがちだったりつまづきやすかったりするポイントも紹介していきます。
さらにテクニックの先にあるものは何か――、
本書では、作詞や創作をする上で本当に大切なものにも触れていきます。

目次

第1話 詩文と私
第2話 作詞とはどういう技術なのかという話
第3話 歌詞のフォーマットの話
第4話 資料読みの話
第5話 字数と語彙力の話
第6話 自分らしさの話
第7話 歌い心地とナンセンスの話
第8話 作詞の全行程の話
第9話 私が知りたくなかった作詞の話
第10話 江戸川悠の話
第11話 一番大事な作詞の話
第12話 伊佐坂詩文の話
第13話 共感する歌詞の正体の話
第14話 音楽という呪術の話
第15話 テーマの作り方の話
第16話 周りの目と羞恥心の話
最終話 相対価値と絶対価値の話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

謡遥

7
詞をなめてた、と表紙にある通り、作詞を舐めてる状態から始まる作曲少女とはかなり趣が違った作品。かなり過激な性格の伊佐坂さん。作中のノートに対する伊佐坂さんの主張が良かったし、その後の真っ黒なやり取りがごっつよかった。五度位泣いたのをここに白状いたします。あれですごい真面目よね。作詞技術を楽しめるようにもなってるしお話としてもめちゃめちゃ楽しかった。2017/12/28

ひみーり

5
今までに読んできた中で一番面白いライトノベル作品だった、作詞とか興味がない方でも楽しめる、ある人だったらもっと楽しめる作品。一番謎なのが姉妹小説である作曲少女がなんでこんなに、つまらないのか(一巻は別としても)二巻は本当に駄目。本当に作者は同一人物なのかゴーストライターではないのか疑ってしまう。作詞少女はキャラがかなり立っている、毎ページ驚きや笑わせ、または考えさせられるシーンが展開される、ラノベのキャラクター小説と言われる所以を理解させれる。高い買い物だったけど読めてよかった作詞する機会があれば再読する2020/12/24

一輪

5
面白かった 作詞のテクニックだけでなく、作家であるためにはというような内容にも踏み込んで書かれていて良かった テクニックについては、本格的にやっていなければ知る由もないであろうことを知ることができて面白かった さらに章末にはまとめや補足についても掲載されており、本編でも例示による具体化が多くて分かりやすい 物語としては、『作曲少女』に比べて重め 特に作家であるためにはという内容に関しては作詞に携わっていなくても読む価値があるかもしれない2020/04/30

2473

5
ラノベと書いてあるけど、解説に力を入れすぎて話は手抜きみたいな感じだと思っていましたが、ちゃんとしたストーリーとなっており、その中で作詞初心者の主人公と一緒に学んでいくという形で非常に読みやすかったです!難しい解説などもなく入門書としては最適の一冊となっていると思います!ぜひ、読んでみてください!!2020/03/13

N.T

5
イラストと登場人物のキャラ設定からラノベっぽい雰囲気が漂うが、硬派な作詞技術と創作への心構えが散りばめられている。 作詞「なら」できると思うどころか作詞をしようと思ったことも無いが、短歌や俳句など言葉を使った創作活動をする上でも十分に参考になる内容だった。2018/04/30

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