内容説明
毎日形を変えて(満ち欠けして)見える月。
さらに見える位置や時間も毎日違う。
どうして? そんな疑問を持つ人は多いと思います。
本書はそんな疑問を抱いたことのある人のために、月ついて、やさしく紹介した案内書です。
月はいつできたのか?
どうして地球のまわりを回るのか?
月がなぜ満ち欠けをするのか?
毎日違う時間に見えるのはどうして?
月の表面がウサギの模様に見えるのはなぜ?
月にはいろいろな名前が付いているの?
さらには、ブルームーン、スーパームーン、ストロベリームーンって、いったい何? など月にまつわる疑問について答えながら、知れば月を眺めることがもっと楽しくなる、基本的な知識をやさしく、しっかりと紹介しました。
『ビーカーくんとそのなかまたち』で人気の「うえたに夫婦」による親しみやすいイラストと、カラー写真を豊富に掲載しました。
月に興味がわいたら、子供から大人までぜひ手にとってもらいたい1冊です。
目次
Chapter1:月の満ち欠け
Chapter2:月の動き
Chapter3:月と地球の関係
Chapter4:月の科学
Chapter5:望遠鏡で月を見る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れっつ
29
図書館で目にとまり読む。表紙も中身も親しみやすく可愛らしいイラストが満載。月の満ち欠け、月の動き、月と地球の関係、月の科学、望遠鏡で月を見る、の5章各章にそれぞれ10前後の質問や説明があり、いずれも見開きで図や写真を多用しわかりやすく解説されている。例えば三日月は、その見え方や形など、一般的によく見るイラストとは、本当はかなり違うらしい。三日月は案外細い。そして見えている三日月の先端は、南北を結ぶ線を越すことはない。ただ、この本の"月くん"は間違った形である…笑。今夜は満月…?ぜひ夜空をご覧ください…✨2018/12/23
kochi
19
【ブクブク交換本】夜にふと見上げると、こうこうと輝く月。昔からすぐそこにあるため、あまり気にならない存在だが、実はあまりよく知らないものの代表かもしれない「月」。本書では、「月が追いかけてくるように見える謎」に始まって、地球からの見え方や月自体の運動、月の成り立ちや、月探査の歴史、代表的クレーターの解説など、月自体の話から、太陰暦とか、潮干狩り、月見などの文化的な面まで、広く網羅している。月と太陽と地球が関係する日食に、周期性があることが紀元前3世紀のギリシャですでに知られていたという。すごい。2019/10/13
chatnoir
8
これで基本かぁ。ものすごく図が大きくてかみ砕いて説明してくれているけど、覚えられるのはごくわずか。月が一等星を隠す星食もあるんだね...と覚えたところで、アルデバランの食が2017にあったばかりだけど、次回は2035年にあるそうです。どの星だったけな...もう、この時点でアウトだ(笑)地球から一番近い位置の満月と遠い位置の満月の大きさを比べた写真も面白かった。2018/01/20
ジュリ
4
少しだけ難しいところがあったけれど、月についての基本的なことが理解できる本。月は夜に空に昇って朝には沈むものだと思っていたけれど、そうではない。そんなことも知らなかったけれど、この本で基本的なことを知ることができた。2018/06/23
mame
3
詳しい分、文字が多い。見開き1頁で1テーマ。イラストがあるので、月の動きは想像しやすい。月のデータ、月面図は見て楽しい。月について、てんこもり。2019/03/13