内容説明
日本の未来を担う若者たちに伝えておきたいことがある 知の巨人からの遺言!
「先生、日本人にこれだけは言い遺さなければならないと思われることだけを語ってください」
本書は平成24年~28年まで、渡部昇一先生を主任講師として開催された「日本人への遺言セミナー」をベースとしている。
「先生、日本人にこれだけは言い遺さなければならない、心に刻み込まなければならないと思われることだけを語ってください」そうお願いしてスタートしたセミナーは、未来を生きる勇気の種として先人たちの言葉を受け取り、自分の頭で考え、子供たちに手渡す大人でありたい、そんな渡部昇一先生の思いに満ち溢れていた。
「大丈夫、日本は日本らしくあればよい!」先生のその声が、きっと心に木霊するに違いない。
(編者より)
【目次】第1章 子供達に本当の歴史を教えよう○第2章 日本人よ、「ガッツ」を持て!○第3章 日本人の誇り○第4章 「歴史戦」をいかに戦うか○第5章 日本よ、永遠なれ○第6章 西郷隆盛に学ぶ/「朝日の落日」まで闘おう (特別収録)
※この電子版は育鵬社発行「平成後を生きる日本人へ」(2018年4月17日 初版第1刷発行)をもとに制作されております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魔王
8
本当にいい話を聞けました。保守派の人の本をたくさん読みましたが、渡部先生は格が違いますね。他の本もこれから読んでいきたいと思います。2021/07/16
田山河雄
1
タリバンがカブールを陥落させた(8/15)その日に本書を読んだのはちょっと奇遇だった。米国の衰退を象徴する恥ずべき敗北の一つだ。あの小男ブリンケン国務長官とお爺ちゃんバイデン大統領で、この先対中国を渡り合っていけるのか誰しも不安に思うだろう。そう思わせること自体が既に米国の覇権国からの陥落を象徴させてしまう。背筋が寒くなる。バイデンはもう辞める時期だ。 2021/08/17
佐々木満城
1
斯様な知識人が、今こそ求められていますね。 勝手な事を言ってる自称専門家、コメンテーター、最近はテレビを見るのもストレスに感じます。2020/03/01
田山河雄
1
渡部昇一氏が亡くなられて(2017.04.17)既に2年以上が経過しました。ついこの間だとばかり思っていたのです。本書は旧聞に類するところが多かったと思いますが、一つ印象に強烈だったのは秦郁彦氏の著書「南京事件」(中公新書)についてのことです。曽根一夫と云う人物の本を種本にして日本人が四万人を殺したと…(どうも、曽根氏の言は怪しいらしい)。秦郁彦氏にそんな事があったのかと、南京大虐殺の怪しさに疑問をお持ちの方には今更でしょうが、秦氏が慰安婦問題にご活躍なだけに、へえ~とビックリしたり、驚いたりでした。 2019/05/24
Woody
1
尊敬して止まない渡部昇一先生の講話本で、同じ事の繰り返し部分も多いが、示唆内容多い。4 2018/07/17