士魂の提督 伊東祐亨 - 明治海軍の屋台骨を支えた男

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士魂の提督 伊東祐亨 - 明治海軍の屋台骨を支えた男

  • 著者名:神川武利
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2018/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569577258

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内容説明

伊東祐亨(すけゆき)、明治史をある程度学んだ人でなければ、あまり聞きなれない名前の人物である。しかし、この人こそ、実戦面における、「真の日本海軍の父」と言っても過言ではない。なぜならば、日本海軍が初めて戦った大海戦、つまり日清戦争の「黄海海戦」における連合艦隊司令長官であり、その後の日露戦争での連合艦隊司令長官・東郷平八郎の指導者である。この人物の特徴は、何と言ってもその「武士道精神」にある。幕末・維新の風雲のなかで、この人は、幼いころから培った「サムライ魂」を、いかんなく発揮して、明治海軍の精神的風土を作った。それは、実戦の場においても活かされ、敵に対しても礼節を重んじる、日本の軍隊の姿を顕現した。このことは、日清戦争後に世界に報道され、日本に対する目を改めさせたのである。茫洋とした中に厳然とした心を宿す男の人生を、本書では、海軍をこよなく愛する著者が、熱く描写している。書き下ろし歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MORITA

0
伊東祐亨は手記などを自身で残していないのだろうか。幕末~日清戦争に至る日本海軍史の概要を読んだ感じでした。2016/11/30

1048

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初代連合艦隊司令長官である伊東元帥も薩摩隼人の典型のような人格者だったのですね。栄華を極めても質素で功績を人に誇らず謙虚であること、上に立つものはそうあるべきだと感じさせる内容でした。2019/12/11

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