大警視・川路利良 - 日本の警察を創った男

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

大警視・川路利良 - 日本の警察を創った男

  • 著者名:神川武利
  • 価格 ¥1,899(本体¥1,727)
  • PHP研究所(2018/04発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569625911

ファイル: /

内容説明

川路利良(かわじとしよし)は、名実ともに「日本の警察の父」である。世間一般で、水戸黄門といえば水戸光圀のことであるように、警察関係者の間では、大警視といえば川路のことであるのだ。彼は、薩摩藩の貧しい身分に生まれ、刻苦勉励して西郷隆盛に認められた。その理解の元で、日本の警察の母体となる「邏卒隊」を組織し、この育成にあたる。ところが、西郷は征韓論によって下野し、やがて西南の役を起こす。川路は、大恩ある西郷への私情を懊悩の上乗り越えて、官軍として、大義に生きることを選ぶ。この後、さらに警察制度の構築に邁進し、近代警察の形と魂を見事に創り上げた。その精神は、今も警察官の範とされている。本書は、その生涯を、元警察幹部であった著者が渾身の筆で綴った書き下ろし長編小説である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inu

0
『だんドーン』の副読本として読みました。明治以降が大半。突然出てくる著者による中国人非難にげんなりする。2025/08/13

好奇心

0
46歳の若さで没してしまった首都を京都から東京へ遷都した新政府、民が安全・安心する生活環境を作る治安に一生を捧げた人生、薩摩のゕ下級藩士に生まれ西郷に見いだされ、戊辰の役で従軍、軍人にはならず、国の治安を道に進み、西南の役では、西郷の影響を受け下野した軍人に従わず、袂を分けた形で西郷と国の為に対峙してしまった、心中はいかに?彼の信条 決して人を怒ってならない、人に過ちや失敗はありがちだ、どんな場合でも怒ってならない、もし怒るときは、ただ一度だ。亡くなったとき財産は残っていなかった、彼の矜持であったろうか?2024/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/916380
  • ご注意事項

最近チェックした商品