宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八

  • 著者名:小野雅裕【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • コルク(2018/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797388503

ファイル: /

内容説明

銀河系には約1000億個もの惑星が存在すると言われています。そのうち人類が歩いた惑星は地球のただひとつ。無人探査機が近くを通り過ぎただけのものを含めても、8個しかありません。人類の宇宙への旅は、まだ始まったばかりなのです――。本書は、人気コミック『宇宙兄弟』の公式HPで連載をもち、監修協力を務め、NASAジェット推進研究所で技術開発に従事する著者が、やさしくかみくだきながら「人類の謎」に挑む、壮大な宇宙の旅の物語です。人類が解き明かしてきた謎とは? 「地球外生命や地球外文明は存在するのか? これからの宇宙探査はどうなる……? テクノロジーとイマジネーションを駆使して、独自の視点で語るエキサイティングな書き下ろし!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

178
今年最初の1冊に選んで、ホントに良かった。「心の滋養」になるページをチェックしていたら、アッという間に付箋だらけに。著者は、NASAで火星探査ロボットの開発をリードする37歳、気鋭の研究者。「地球をテニスボールの大きさに縮めて想像すれば、月は2mの距離にあるビー玉である。もし新幹線の速さで行ったら53日かかる」。こんな語り口で、読み進められるので、深遠な宇宙がぐっと身近に感じらる。この本の主人公は、有名な宇宙開発のヒーローでなく、この計画に携わった名もなき技術者や作業員…清掃員まで含めた40万人全ての人だ2019/01/05

三代目 びあだいまおう

115
再登録。宇宙探索、地球外生命体の探求、その歴史を読みやすい文章と夢と好奇心たっぷりなポエム風で書かれた、一気読み必至?の名著です‼️地球外生命体がいる確率はほぼ100%だそうです。私も同感です。これから彼らといつか人類は出逢うだろう。でもきっと、遭遇前に人類はとっくに滅びてるんだろうな。イマジネーションという人類独自の特徴、武器を、今こそ我々皆の共通言語として、地球環境に思いを馳せたい!人類皆で!この本誰にあげようか、やっぱあいつだな‼️取っつきにくいとは思いますが、是非読んでほしい‼️🙇2018/08/17

きみたけ

103
面白かった😄表紙の宇宙兄弟がインパクトあり。著者は、NASAのジェット推進研究所で火星探査ロボットの開発に携わる小野雅裕氏。宇宙探査に取り憑かれた技術者、科学者、小説家などイマジネーション溢れる人たちを紹介した一冊。宇宙へ飛び立つために尽力した二人の天才技術者の話。権威と常識に反抗し陰から成功に導いたアポロ計画のウラ話。無人探査機にまつわる太陽系探査の話。地球外生命探査の話など。「我々は何者か、我々はどこからきたのか、我々はひとりぼっちなのか」は永遠の課題ですね。2024/01/21

mae.dat

95
理工学って言うくらい、理学と工学は横断的であったり、重なり合う部分が多いですよね。 本書の様に宇宙をテーマにした本は好んで読みますが、強いて言うと、理学系のアプローチから見た本がとても多いかと思います。この本は工学畑の方(ロケット屋さん)が執筆してるため、他の本と同じ題材でも新鮮に感じる部分が多い。 また宇宙工学分野の歴史は、事実でありながらSFさながらであり、なぞのワクワク感を得ながら読み進められます。小説の様にセリフこそ無いですが、脳内で補完できるかも。いや、しろ! つまりおすすめ。

hatayan

89
7歳でボイジャー2号の届ける海王星に魅せられ、現在はNASAに勤める日本人技術者が語る宇宙探査の歴史と将来。 ロケットの開発を加速したのは東西の冷戦。ボイジャー計画を初めに発案した大学院生は周りから奇異の目で見られた。あらゆる大プロジェクトの裏には無数の技術者、事務員、作業員がいて夢を支えている。 今や木星や土星の衛星に生命が存在する可能性が囁かれ、太陽系外の惑星はありふれた存在に。 人類を未知の世界に駆り立てるものは「イマジネーション」。繰り返し語られる言葉に力強さと夢を感じることのできる一冊です。2019/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12490778
  • ご注意事項

最近チェックした商品