医者の死生観 名医が語る「いのち」の終わり

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医者の死生観 名医が語る「いのち」の終わり

  • 著者名:梶葉子【著者】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2018/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023316850

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内容説明

超高齢社会の日本。その状況下で「生」と「死」を見続けてきた医師が、自身の「死生観」を語り尽くす。天野篤(順天堂医院)や加藤友朗(コロンビア大)ら20人の名医から紡ぎ出される言葉のすべてが、来たる多死社会へのプロローグとなる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハパナ

10
ベテラン医師の方々に死をテーマにしたインタビューを行い、それをまとめた本です。 職業人として直面するある種客観的な”死”と、身内や本人の実体験における主観的な”死”の捉え方の違いがとても印象深い。 どの様なタイミングの患者と、どれ位の期間接触があるか。そして、診療科目によってどの様な施しができるのか。その辺りの組み合わせで、捉え方が変わっていくイメージを持ちました。2018/05/22

モビエイト

3
お医者さんの死生観も色々あるなぁと思いました。ピンコロが理想だけど残されたものは喪失感が残りやすいなどと考えさせられました。何が正解なのかわかりませんが、病気にならないように予防治療をし長生きできるように心掛けたいと思いました。2018/03/14

呑司 ゛クリケット“苅岡

0
20人の医師が死生観を寄せているのか。その年代が私と同年代、10年の範囲に収まることから何かの共通点を見出だせないかと思い読んだ。やはり、死生観は十人十色。市井の人々とあまり変わらない印象だった。今、終活を考えると、緩和ケアだけでなくブリーフケアの必要性を感じる。また、死生観は一人一人が作り上げることが大切だと再確認出来た。2021/04/28

YAE

0
新型コロナウィルスの蔓延で、家の中で過ごす日々。緊急事態宣言が出されるだいぶ前から、感染を恐れて通っていたフィットネスクラブに退会届けを出していた。が、常日頃から私は「もう十分生きたから、いつ死んでもいい」と家族に話していた。ん?何だかんだ言って生きたいんじゃ??? (笑)多くの医師の方々の死生観の中で、一番自分に近い感覚と思われたのは福井大学の林先生かな。 つい先日、乳がんで亡くなった友人は、最期の時まで明るく自然体だった。自分は、きっとジタバタと悪足掻きをしてしまうのではないか?2020/04/08

okatake

0
多死社会を迎え、「終活」や「死」をテーマに掲げる出版も増えてきています。一般人と比べて、ひとの「死」を間近で見ている医者たちの死生観をインタビューから纏めたものです。20人の医者が登場しますが、同じ医者といっても経歴は様々、働く場が異なれば、「死」との関わり方も異なってきます。三人称の死、二人称の死、そして一人称の死。 特に、一人称の死は、たとえ医者であっても私たちと同じですね。ひとりの人間としてどう「死」を迎えるのか。正解もありません。どんな職業に就いていても、どんなすばらしい人生を送ったとしても。。。2018/04/21

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