ハーレクイン<br> 侯爵と麗しのサファイア

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ハーレクイン
侯爵と麗しのサファイア

  • ISBN:9784596917522

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内容説明

愛してしまったのは、永遠の愛を誓ってはくれない人。ロマンスの名手L・ヒースが情感豊かに綴る、切ない愛の一幕。

マティルダはその午後、ハンサムな来訪者に厳しい視線を向けていた。妹の求愛者として現れたレクストン侯爵は、英国社交界最高の花婿候補と謳われ、家柄も立ち居振る舞いも完璧だ。しかし、かつての自分のような不幸な結婚をさせないため、マティルダは二人の外出にお目付役として同行する。完全無欠な侯爵の、不適切な一面はすぐに明らかになった――冬空を思わせる青い瞳はマティルダに向けられるときにだけ、暗く官能的な熱を帯びるのだ。危険な男性だ。妹にはふさわしくない。憤りつつも、彼のまなざしに体は熱くなって……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

30
親の因果が子に報い。素敵な両親とはいえ、その身分差結婚やスキャンダルで傷ついてきた男子。自分は絶対に品行方正な乙女と結婚する!と固く決めてます。でも…ドカンと恋に落ちたのはお貴族から離婚もお称号も勝ち取り、「悪名高き女相続人」と称されるアメリカ人!彼の混乱っぷりがおかしいです。結婚と上流社会に幻滅しているものの他の場に生き方を見つけられない女子に、21世紀の恵まれた女子はイライラさせられますが、女性は離婚すらままならぬ時代。不条理に憤慨するのが正統ですよね~。タイトルは原著に沿った方が面白かったかも。2018/08/21

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

29
中盤から面白くなってきた。そして後半、ややウルウル。エピローグはステキだった。ジ~ンときた。2018/04/19

じょう

19
セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち#4。子世代の4作目ですが、The Hellions of Havishamシリーズ1・2作目より時系列は後みたいです。(後半でヒロインが3公爵夫人・1伯爵夫人・1お金持ちの奥様とお茶をします。)3作目のアヴェンデール公爵のお話しが秀作すぎてかすんでしまうのですが、傷ついたウィリーを支えるレクストンも素敵なヒーローです。それにしても親世代を早く出版して欲しいです。2019/02/25

Miyuki_fsog

18
やっぱり、好きな作家さんだと期待し過ぎるのか、前半はなかなか夢中になれなくて…ヒロインよりも妹・ジーナがただの世間知らずな小娘じゃなかった事に(o^-')b ! 途中、これまでのH/Hカップルの登場はやっぱり嬉しく、どなたか新しいシリーズ相関図を作ってくれませんか(≧∇≦) 次作も気になるけど、親世代のストーリーも早く読みたいなぁ❤2018/04/14

アネム

11
★★★★☆2018/08/26

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