平凡な革命家の食卓

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

平凡な革命家の食卓

  • 著者名:樋口有介
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 祥伝社(2018/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396635435

ファイル: /

内容説明

なんとか殺人に“格上げ”できないものか――それは、地味な市議の死。外傷や嘔吐物は一切なし。医師の診断も心不全。しかし、本庁への栄転を目論む卯月枝衣子警部補、29歳。彼女の出来心が“事件性なし”の孕む闇を暴くことに…!? 軽妙に見事に、人間の業の深さに迫る新感覚ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

199
樋口有介は、新作中心に読んでいる作家です。タイトルから想像した内容と異なりましたが、著者ならではの雰囲気を持った警察ミステリ、300P強一気読みしました。一生を捧げても良いような美貌の女性に出逢ってみたいなぁ。『国立』が、国分寺と立川の間なので、名付けられたということを初めて知りました。読メの皆様も指摘していますが、何故このタイトルがついたのか理解出来ません(笑)2018/05/23

sayan

70
「殺人に格上げ」と「平凡な食卓」、なんだこれは?と帯文とタイトルのギャップが面白くて手取った書籍。ストーリー展開のテンポは悪くない…が、サラっとしすぎて読み手によって好き嫌いに差が出るかもしれない。前半はタイトルの通り「平凡」で、読み進めるにエネルギーを要した。が、後半は人間のダークサイドが露わになり、面白みが増す。とは言え、少し設定が極端すぎないか、と思う。読み飛ばしたのかもしれないが、いまいち物語のキーとなる夫婦の「なり染め」が掴めなかった。まあ、電車内で読むには良いボリュームだ。2019/04/28

タイ子

70
人間の心の内を描き出したミステリーと言えばカッコいいけど、そこまで本格的でもなく登場人物たちが軽い感じなのでタイトルの如く平凡な作品でした。上昇志向の強い美人刑事卯月がある市議の急死を病死ではなく殺人事件に持っていこうと捜査を始める。上司も、部下も卯月刑事の策略にはまりつつ、調べていくうち意外な事実が…。女刑事が現場近くのイケメンと瞬く間に男女関係になるっていうのもどうなの?彼氏に事件の内容をペラペラしゃべるというのもどうなの?ツッコミどころは満載ながら真実が知りたくて一気読みした私はどうなの?2019/01/14

Kei

61
誰もが知っていて誰も指摘しない事実、経済なんて所詮はネズミ講。利益を得るのはヒエラルキーの上部者だけで、庶民という下部者は永遠に搾取される。そして、このネズミ講は一度機能し始めると、革命でもおきない限り止まらない。ズルの構造。人間関係において、このズルの女性を構造から降りた男性が眺める、というお話し。んな、難しい表現は全く出てこず、いつもながらの登場人物に軽妙な会話。樋口勇介は不滅です。(笑)2018/06/20

nemuro

60
本好き人間になったキッカケは、たぶん1度目の札幌時代、阪神が日本一になった1985年頃のこと。当時、行きつけだったススキノのジャズ喫茶のマスター(阪神ファン)から「海外ミステリが結構面白い」と勧められ、冒険小説・警察小説の世界へ。次第に国内の本格推理にも手を伸ばし、鮎川哲也・泡坂妻夫そして樋口有介へと範囲が広がった。その頃の本の大半は未開梱ないずれかの段ボール箱の中。思えば今なお2009年1月に登録の読メでの既読本がダントツ1位(32冊)な樋口有介とは随分付き合いが長い。貴重なる未読本だった。いざ続編へ。2025/09/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12792637
  • ご注意事項

最近チェックした商品