ちくま新書<br> 明治史講義【人物篇】

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ちくま新書
明治史講義【人物篇】

  • 著者名:筒井清忠【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 筑摩書房(2018/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480071408

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内容説明

明治史上の重要人物に対するかつての見方は、昨今の研究によって大きく覆されつつある。22の明治史のキーパーソン――木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通、福澤諭吉、板垣退助、伊藤博文、井上毅、大隈重信、金玉均、陸奥宗光、李鴻章、山県有朋、谷干城、榎本武揚、小村寿太郎、桂太郎、明治天皇、岩崎弥太郎、松浦武四郎、福田英子、嘉納治五郎、乃木希典――を最新の実証研究に基づき、気鋭の先端研究者たちが捉え直す。『明治史講義 テーマ篇 』とあわせての明治150年記念出版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

20
コンパクトな評伝集。したがって伊藤博文などの活動期が長く重要な人物に関しては、切り口の工夫は感じるものの、かなり物足りない。一方金玉均、松浦武四郎、嘉納治五郎、そして福田英子といった、それこそ教科書で名前を見た程度の人物については、かなり面白く読めた。そういう意味では総帥の手による乃木希典も、最近の再評価を土台にかなりきちんと論じている。まあそもそも、ここで痛烈に批判しているように、司馬遼太郎のような研究者ではない歴史小説が、いわゆる学問の歴史のように振る舞っていることへのアンチテーゼなので当然だが。2018/07/11

サケ太

13
明治時代を生きて、存在感を示した様々な人物たち。有名な人々から知らなかった人々まで。福沢諭吉、伊藤博文、井上毅、大隈重信、金玉均、桂太郎、松浦武四郎、嘉納治五郎、乃木希典など。今まで違う視点で見ていた人物たちの明治時代の実績。どれだけその人物を一つの枠に押し込めていたのかがよくわかる。新たな視点を学べる本。これで明治の小説も更に楽しくなれる。2018/04/23

qwer0987

9
明治期の主要な人物を適度な長さで紹介してて勉強になる。有名な人の話も面白かったが、名は知っていてもそれ以上の知識がない人はより興味深い。一番感心したのは谷干城だ。軍人出身ながら言論で戦い、国民本位の政治を目指した姿勢は知らなかっただけに感銘を受ける。また理系の私としては、榎本武揚の獄中で化学の実験を考察した点や技術官僚としての活躍が目を引いた。急進的な西欧法制の導入に懸念を示した井上毅、立憲政体に反発しながら憲法をよく勉強した山県有朋、大久保利通、板垣退助、李鴻章、桂太郎、明治天皇etcどれも面白かった2025/01/15

Book Lover Mr.Garakuta

9
【図書館本】【速読】:明治人物列膳2021/12/25

さとうしん

9
軍事的指導者としてのリーダーシップが強固な組織作りに生かされる一方で、権力への執着心が弱かったという板垣、財政と民主主義との矛盾に直面した大隈、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン戦争の視察によって赤十字の思想を学んだ榎本、福田英子のセクシュアリティの問題、嘉納治五郎の柔道が警察の道場に採用された事情など、伊藤・西郷・山県などより割とサブに近い人物の評伝の方を面白く読んだ。2018/04/21

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