内容説明
死にも“技術”が必要です――。余命2年半の料理屋の主人が、絶望の淵をさまよった末に、「終活」より重要な“死の真実”にたどりついた。「死の宣告を受けたものが最初にすべきことは、死に対する覚悟を作ること」「死後に残るものは、『与えてきたもの』だけ」など、最後の時を悔いなく迎えるための心の整え方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらーく
1
著者の小林さんは、2019年3月にご逝去されたようです。余命宣言された難病で、本書の文庫本あとがきから1年経たずに召されたのですね。お悔やみ申し上げます。 残り時間が少ないが、逆に言えば、死ぬまでの時間がある状況で何をするかは人それぞれですが、著者は自律自主的にやりたい事をリストアップして、優先順位をつけて、きれいに旅立ったのでしょうな。 自分がそこまで出来るか分からないけど、きちんとして死にたいとは思います。自分たちの親世代のある意味無責任な亡くなり方を体験すると。。。時代、世代なのでしょうかねえ。2020/10/18
LEGEND PROJECT
0
余命宣告をされた筆者が死に向き合いながら書いた指南書とも言えるべき本。 ・死への工程表を手に入れる ・頼れるものリストを作成する(パワースポット、故郷へ行く 占い、コーチ、偉人館へ行く、宗教など) ・死ぬ日は選べる ・終末を用意する ・登りたい山を決め、下り方を決める 2024/05/18
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