内容説明
「わたし、北大に行きます。真の変人と出会わんがために!」
北海道大学2年、コドリタキ。珍妙なせんぱいと、身体を張った「変人研究」はじめました。
「自称」変人の皆さんへ。――住野よる(作家)
住野よる氏も共鳴! 個性という言葉が切々と胸に迫る、こじらせ系青春小説!
特別な自分の演出のために変人ぶろうとする、偽りの変人。それが、通称“やっかいさん”。
北海道大学2年コドリは、ある理由から“真の変人”を追い求めている。だがそれゆえ、やっかいさんから好かれがち。
ある日、心理系コース4年・アリハラと「とんでもない出会い方」をする。アリハラはコドリとやっかいさんらの関係に興味津々……かきまわし、あらゆるイベントを起こしたがる。
「アリハラこそ真の変人なのではないか?」と希望を持ったコドリは、あえて振り回されるうち、封印していた自分の気持ちと向き合うように。
しかし、アリハラには別の目的があった……。
あなたは「特別な人」ですか? それとも「やっかいさん」ですか?
読み終えたあとは自由になれる、今までにないこじらせ系青春小説!
※本書は、2017年2月2日に配信を開始した単行本「アリハラせんぱいと救えないやっかいさん」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
88
北大を舞台に変人たちのゆかいな青春小説かと思ったのだけど、あれっ思ってたのと違う、だんだん誰にも共感できなくて、人とは違う自分は特別と思っているが実はやっかいさん、そうやって他人を見下すが実は何も持ってない空っぽだと気付く、いったい何を特別な物を持っていないといけないのか、凡庸がそんなに悪いのか。2017/05/26
b☆h
37
初読み作家さん。あまり面白さは分からなかったけど、後半のやりとりだけはじーんとした。普通や、優しさを問う作品。優しさって私もあまり好きじゃない。優しいってそういうことじゃない、と思うことに使われることが多いから。出てくる人たちは、確かに普通ではないけど、ありきたりな学生に感じるし、やっかいではなく、ただの我儘に思えてしまう。普通って良く使われるけど、普通って自分の尺度でしかないし、誰にでも変わったところがあると思う。イマイチすっきりしない読書になってしまった。2022/07/30
rosetta
30
★★☆☆☆母校のOGが母校を舞台にしたと言うから読んでみたけどいやはや。タイトルも表紙も文体もどれをとっても悪い意味でラノベ。偏差値の高い学校に行けば多様な人種に出会えるぞという予備校講師の言葉に感化され北大に進学したコトリ。それでもまあ「北大なんて旧帝大の中では最弱だけどな」(p5)と言う講師も北大OBの自虐か?てっきりコトリがイジメにでもあっていて多様性が受け入れられる環境を求めたのかと思ったら…見てるだけなら変人も面白いけど付き合いたくはない、ましてややっかいさんなんて視界に入っても欲しくない2024/10/08
そうたそ
28
★★☆☆☆ 真の変人を追い求めるがゆえに"やっかいさん"に好まれがちな北大二年のコドリ。そんなコドリがやっかいさんにつきまとわれる様を面白がる四年のアリハラせんぱい。とにかくまあクセの強い人物しか出てこない。ここまでいくと、ちょっとクドくて面白味が薄れる。やっぱり作品には凡人の存在が必要なんだなあ、とつくづく。2017/10/31
みっくん
27
真の変人に出会うため、北大に入学したコドリ。だが、結局出会う人、出会う人、エセ変人、通称『やっかいさん』ばかり。そんな変人探しに勤しむコドリの前に現れたアリハラ先輩。何故にコドリは変人探しを行っているのか。アリハラ先輩と出会ったことでコドリが行き着く先は。。。 変人の何か持ってる感。憧れる。きっと真の変人はそんなこと考えないんだろうけどw2017/07/19




