現役大学教授が実践している堅実で科学的な株式投資法 - 上昇期でも下落期でも勝率8割！

著者名：榊原正幸

PHP研究所（2018/04発売）

• ISBN：9784569837888

内容説明

上昇期でも下落期でも勝率8割！　「Prof.サカキ式投資法」の最新版。コツコツ利益を積み上げて一生安泰！　【■「安全で堅実な投資法」を長年研究してきた著者の最新作】青山学院大学大学院教授（専門は会計学と株式投資に関する分析）である著者は、「実際に儲かってナンボ」のリアルな投資法を長年、研究・実践してきた。その著者の最新かつ現時点における「集大成」とも言える投資手法を解説。　【■株価の「下落局面」でも利益を積み上げられる】「日経平均株価もだいぶ上がってしまったし、もう今さら遅いのでは？」「ついこのあいだは大きく下落したし」……そんな心配は無用。本書で解説する3つの投資法は、日経平均株価の上昇局面はもちろんのこと、下落局面でも利益を積み上げていける点が特徴。　【■「株は科学です。勉強すれば儲かるようにできています」】これまで自著で繰り返しそう述べてきた著者が、大きな「資産」と揺るぎない「自信」を身につけ、「一生安泰」を実現する方法を指南。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[すーさん]

株式投資についての本はこれまでにたくさん読んできたが、今まで読んだ本の中でも最もローリスクであり、また筆者が正直であるという印象を受けた。自分が今まで投資してきた企業と損益、そしてその理由を細かく説明している。タイトル通り、かなり堅実であり、学ぶべきところがたくさんあった。 本書の最後のまとめでは、自分の投資手法を公開せずに自分だけで利益を得ればいいのにという意見に対して、筆者はそうは思わないと理由と共に述べている。読んで良かった。

2019/05/11

[ショウジ]

今のままでは老後は何らかの形で蓄えを増やしておかないと厳しくなってきます。そのための方法として本書では資産運用に視点をあて、その中のひとつである株式投資について書かれています。本書は株式投資を長期視点で書かれています。なので、人生設計の中に株式投資を組み込んで考えることもできる点が良いのではないかと思います。あとは最初の資金をどうやって作っていくかが課題ではないかと感じました。 個人的にも最初の資金ができれば、やってみても良い手法と思いました。

2019/04/30

[アマノサカホコ]

大阪市図書館。2018年著。銘柄選びと売買のタイミングと値段が重要。投資対象は東証1部上場企業で国際優良企業と財務優良企業。投資スタンスは３つ。1、短期投資:10%以上の増益予想を発表した企業で四半期決算発表直後に買い始めて最長でも次の四半期決算までに売る。2、低PBR投資(中期投資)割安株。3、配当重視型の長期投資。3つのやり方について具体的な方法が書かれている。数値に基づく論理的な思考と方法なので考え方が凄く勉強になりオススメの一冊。他の本も読んでみたい。優良企業情報はX(旧Twitter)にて

2024/03/16

[yusuke terano]

株も科学的に基準を設定して実施すれば、納得の行く資産運用になるのかもしれないと感じさせてもらった一冊。

2021/03/01

[かさご]

PBR重視という点は疑問。　　 資産の算出が充分に信用できるかどうか。　　　 『資金総額が大きくなると高い利回りを維持するのがむずかしくなります』?　　 勝率8割なら日本のバフェットさんになれますね。

2020/02/22