内容説明
閉じこもっていた薄暗い勉強部屋の、僅かに開けられていた隙間から見えた過ぎ去りし夏の日……。人間の心のなかに潜む、美しい思い出と暗い闇がハーモニーを奏でる表題作「2センチの隙間」。雨不足を解消する謎の男の活躍「雨男の唄」。少年と犬のファンタジックな大冒険「カラスの大王物語」。誰もが懐かしいと感じる不思議な世界。親子でも楽しめる心あたたまる3篇の物語。ミクシィグループ創業者・笠原健治氏が巻末に「発刊によせて」を寄稿。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
165
作者はミクシィ創業者の父親。大人のファンタジー短編集。始めの『雨男の唄』が好み。しかし、大人と子どもの境って、いつから?どこからだったのだろう。案外2センチの隙間のこちら側と向こう側で仕切られていても、心の中は仕切りなどない。・・はずなのだったりする。いつかに望んだはずの物語を書き上げた作者は、さぞかし幸せなのだろうと思った次第。2018/05/25
ムーミン
15
やさしい。あたたかい。2019/07/21
toshi
8
ファンタジと言うか童話のような「雨男の唄」と「カラスの大王物語」。 ストーカの話かと思っていると途中から意味不明になる表題作。 わざわざ出版するような本じゃないと思う。2026/08/17
てつろう
8
雨男の唄 カラスの大王物語 2センチの隙間の3つの短編集。ファンタジーな物語。あのミクシーの創業者を育てた父親の小説だと知ってうなづける。情報処理の大学の先生が温められた物語。家族の温かみを感じた2018/08/04
HaruNii
4
3つの短編集。「雨男の唄」は、毎年雨不足で悩まされている東京都の救世主となるべく毎年雨男が上京する話。 楽しめました。 2019/06/23
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