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内容説明
先人たちがのこした道徳的和歌である、「道歌(みちうた)」。
人生の岐路に立ったとき、あなたを導く道歌に、日本人の心の原点がある!
「道歌」とは?
歴史上の先人たちが、生きる知恵や心得を和歌の形でのこしたメッセージ。
【もくじ】
はじめに
第一章 人間関係をよくする
○苦手な相手こそ懐に飛び込もう
○本物には、自ずから人が集まってくる ほか
第二章 満足のいく人生を送る
○「そうですか!」は人生を拓く魔法の相づち
○今の日本に必要なことは「責任を果たす」という決意 ほか
第三章 災いを幸せの種にする
○言葉一つで幸せにも不幸せにもなる
○教えてもらって覚えるか、失敗から学ぶか ほか
第四章 心の器を大きくする
○「運がない」のではなく、「運を逃している」
○むさぼりの中にありても、むさぼらず ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
35
読友さんからのお勧め本です。私が子どもの頃はまだ、道歌を生きる上での教訓として周りの大人から教えられる機会がありました。より良く生きてほしいという思いで導いてくれた人たちの顔を思い出しながら読みました。2018/07/15
かわかみ
4
例えば「我という心の鬼がつのりなば何とて福は内に入るべき」など、道徳や訓戒を短歌に詠んだものを道歌というが、仏教や心学に由来する内容が多いらしい。本書の著者は神主さんだが、78の歌を紹介して易しい言葉で解説している。2023/10/14
GX
4
一番気入ったのは、”はじめに”、で引用されていた、”欲深き 人の心と 降る雪は 積もるにつれて 道を忘るる”でした。というような言葉も、すぐに忘れてしまうのですけど2018/05/26
えっちゃん
4
さだまさしさんの紹介があり読みました。道歌と言う呼び方も知らなかったのですが、31文字の和歌の中に、人生の糧となるような歌があります。私でも聞いたことがある和歌もありました。 この中から少しずつでも覚えて、子供や孫に伝えてあげればと思います。2018/04/19