角川新書<br> 中国新興企業の正体

個数:1
紙書籍版価格
¥1,034
  • 電子書籍
  • Reader

角川新書
中国新興企業の正体

  • 著者名:沈才彬【著者】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • KADOKAWA(2018/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040821979

ファイル: /

内容説明

配車アプリ、シェア自転車、出前サイト、民泊、ネット通販……中国で誕生したニューエコノミー分野の新企業は、今や世界最大規模にまで急成長。“世界の工場”と言われた中国の面影は消え、技術力は世界トップ水準にまで達している。打倒ウーバーを目指す配車アプリ大手「滴滴出行(ディディチューシン)」、自転車シェアサービス最大手「モバイク」、日本では見かけないネット出前を広めた「餓了麼(ウーラマ)」、東京オリンピックをターゲットにする民泊中国最大手「途家(トゥージア)」、研究開発費でアップルを凌ぐ「ファーウェイ」、中国の消費革命を牽引する「アリババ」、グーグルに次ぐ世界2位の検索エンジン「百度(バイドゥ)」、フェイスブックを急追する「テンセント」、そして世界の空を舞うドローン製造の最大手「DJI」。スマホ決済を媒介に、日本人が知らない進化を遂げる中国ニュービジネスの最前線を追った。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

25
中国の成長企業について概要がわかります。成功して伸びていく話は読むだけでワクワクします。子供の頃に父が「中国が商売に目覚めたら日本は勝てない」といっていたことを思い出しました。2025/06/21

ハッシー

13
★★★☆☆ 中国人の生活を一変させた企業の素顔を知ることができる。2016年時点で中国のスマホ決済市場は1000兆円に上り、アメリカ市場の80倍にも及ぶそうだ。創設10年以内で評価額10億米ドル以上の未上場であるユニコーン企業は、2017年末時点で220社あるが、アメリカがほぼ半分の109社、中国が59社、日本はメルカリの1社のみとのこと。中国の成長スピードは凄まじく、日本は完全に置いていかれている。これからのイノベーションは中国が世界をリードするのかも知れない。2018/07/09

Yuichi Tomita

4
BATHを含む中国の新興企業9社を紹介している。2020年4月現在からすると、2年前の情報で少し古いのだが、Huaweiが創業から30年以上経っている非上場企業であるとか、色々と知らないことも多かった。 ここで紹介されているモバイクは、すでにテンセントによる買収でブランド消滅が決まっており、2年間でそんなことになるのかと。中国のスピードは凄まじいが、日本はのんびりしてるなぁと感じてしまう。2020/04/24

Hatann

4
起業家の話は楽しい。滴滴、モバイクなどニューエコノミーの起業家は80年代生まれの80后といわれる人たちだ。著者は中国の若年層創業者及び予備軍に比べて日本の若者たちの内向き志向をなげく風なのだけど、そもそも経済規模も市場規模も違うのだから、比較してもしようがない。日本にも人口比率に見合った優秀な若手起業家が存在するだろう。ただ、中国の80后は自身の成長とともに中国の経済急成長を体感した逞しい世代である。その逞しさには素直に敬意を表すべきだろう。尚、この本はBATにも触れている。彼らもまだまだ負けていない。2018/09/19

ともやん

3
BATH以外の中国新興企業について理解を深めることができた!2020/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12763672
  • ご注意事項

最近チェックした商品