P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 虚構の家

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P+D BOOKS
P+D BOOKS 虚構の家

  • 著者名:曽野綾子【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 特価 ¥654(本体¥595)
  • 小学館(2018/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093523332

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内容説明

高度成長期の“家族の崩壊”を描いた問題作。

異常に潔癖な息子を持つ一家と、駆け落ちに走る高校生の娘を持つ別の一家。物質的には満たされた高度成長期において、一見、幸福そうに見える双方の家庭には外部からは窺い知れぬ深い闇があった。

裕福で社会的地位の高いふたつの家族の「内と外」をモチーフに、富裕層が、断絶のうちにじわじわと崩壊していく様を痛烈な筆致で描ききり、1973年当時、大きな反響を呼んだ。後にテレビドラマ化もされた作品で、時代の嚆矢ともなった問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カッパ

12
1974年のベストセラー。ドラマ化もされて相当に話題になった作品。富裕層である家族。でも本当は家族としては機能していない。それぞれキーになるのは夫。それから息子なのかもしれない。娘は母の不満を吸い取ったり、もしくは逃げ出すこともありある意味では強いように感じた。夫は時代もあるが仕事人間。そして息子はこだわりがつよく勉強や思い込みの世界ににげていく。家族が安心できる場であることの重要性をいやでも考えらされたように思う。2019/11/02

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