文春文庫<br> 私を通りすぎたマドンナたち

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文春文庫
私を通りすぎたマドンナたち

  • 著者名:佐々淳行
  • 価格 ¥743(本体¥676)
  • 文藝春秋(2018/04発売)
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  • ISBN:9784167910587

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内容説明

淑女、女傑、猛女……
彼女たちとの出会いで私は鍛えられた

吉田茂の三女・麻生和子、国民的作家・塩野七生、名ピアニスト・中村紘子。そして、緒方貞子、櫻井よしこ、阿川佐和子……。「ミスター危機管理」が、生涯で邂逅した“マドンナ”四十二人との思い出を語る。解説・石井英夫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

27
初代内閣安全保障室長。当時の政権やその周囲の方々の思惑や裏事情が読み取れた。また衆愚のリーダーも描写があり、その状況での良し悪しや最適な決断を考えさせられた。印象に残ったのは美智子皇后、中山恭子、扇千景。女性ながら胆力がある。疑問に思ったのは、なぜ毛沢東主義で大虐殺を行っているポルポト政権を、三木内閣、宮澤外相は承認したのか。それ以降米国に突き放たれ、日本はカンボジアと深く関わっていく事に。面白い話しが見えてくるので、著者の作品を追ってみたい。2019/02/07

Tomoichi

18
本書を読むと性差よりその人個人が大事であることがわかる。結局立派な方は性差なんて関係ない。話題の小池百合子も蓮舫も登場するが、蓮舫は一番でなければダメなんですか?と言っていたが、一番を目指すんですね。結局は権力欲いや名誉欲が強い目立ちがり屋。是非当選してバラマキ福祉を止めてくれ。税金を自分の名誉の為に使うバラマキ政治家はいらない。なんでも無償化?北朝鮮か!2024/06/15

α0350α

7
すごい人からヤバい人まで色々な人のことが読めて良かったです。あとはこれだけの人脈を持っていた著者もすごいと思いました(やっぱり過去形になるのが残念です)。2018/10/25

Mark X Japan

5
著者がではなく,著者を通り過ぎたマドンナたちについてです。多くの接点がなくても塩野七生さんを選んでいたり,人選は良いです。政治家については,著者の予想していたような展開の人が多かったので,危機管理のエキスパートは人を見る目も確かなようです。☆:4.02018/05/04

しんさん

1
知らなかった!イラクのクウェート侵攻時の213人の日本人人質解放の交渉が、日本国ではなく一国会議員の広中和歌子によったものだったとは。彼女を政府特使にするわけでもなく、足りない旅費に官房機密費から30万しか出さなかった海部俊樹。一番先に頼まれたのに断った人権・平和の土井たか子。 大型機を派遣すればよいのに中型機にケチり、帰国時に混乱させた大蔵省と大臣の橋本龍太郎。悲しくなる日本の政治家たちだ。今のコロナウイルスに対する対応を見ていると、政治家は何も変わっていないと感じる。2021/01/14

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