内容説明
淑女、女傑、猛女……
彼女たちとの出会いで私は鍛えられた
吉田茂の三女・麻生和子、国民的作家・塩野七生、名ピアニスト・中村紘子。そして、緒方貞子、櫻井よしこ、阿川佐和子……。「ミスター危機管理」が、生涯で邂逅した“マドンナ”四十二人との思い出を語る。解説・石井英夫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
27
初代内閣安全保障室長。当時の政権やその周囲の方々の思惑や裏事情が読み取れた。また衆愚のリーダーも描写があり、その状況での良し悪しや最適な決断を考えさせられた。印象に残ったのは美智子皇后、中山恭子、扇千景。女性ながら胆力がある。疑問に思ったのは、なぜ毛沢東主義で大虐殺を行っているポルポト政権を、三木内閣、宮澤外相は承認したのか。それ以降米国に突き放たれ、日本はカンボジアと深く関わっていく事に。面白い話しが見えてくるので、著者の作品を追ってみたい。2019/02/07
Tomoichi
18
本書を読むと性差よりその人個人が大事であることがわかる。結局立派な方は性差なんて関係ない。話題の小池百合子も蓮舫も登場するが、蓮舫は一番でなければダメなんですか?と言っていたが、一番を目指すんですね。結局は権力欲いや名誉欲が強い目立ちがり屋。是非当選してバラマキ福祉を止めてくれ。税金を自分の名誉の為に使うバラマキ政治家はいらない。なんでも無償化?北朝鮮か!2024/06/15
α0350α
7
すごい人からヤバい人まで色々な人のことが読めて良かったです。あとはこれだけの人脈を持っていた著者もすごいと思いました(やっぱり過去形になるのが残念です)。2018/10/25
Mark X Japan
5
著者がではなく,著者を通り過ぎたマドンナたちについてです。多くの接点がなくても塩野七生さんを選んでいたり,人選は良いです。政治家については,著者の予想していたような展開の人が多かったので,危機管理のエキスパートは人を見る目も確かなようです。☆:4.02018/05/04
かぽかぽ
1
ノーブレス・オブリージュ 良い言葉だ。 佐々さんの本を読むと元気になるな。2018/05/30
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