内容説明
天下四国は、天が王を定める東西南北の四つの国。元は南方徐国の王だった放浪者の飛牙は、最北の駕国へ足を踏み入れた。ところが鎖国状態を貫く駕では宰相の汀柳簡が権勢を誇っており、国王は傀儡と化し、国の守り手である天令・思思は鎖に繋がれていた。飛牙の相棒で落ちこぼれの天令・那兪は、同胞を救うために王城へ忍び込む。シリーズ第四弾!【本書は講談社X文庫版です】
※電子書籍にはカバーイラストを特典として収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
67
最後?は『駕』寒い寒い北国。ここは他の国とは違う事情があり、飛牙、裏雲にとって強敵が待ち構えていた。記憶を消された那兪が戻ってきた。あっさり記憶取り戻したけど。天の『我を目指せ』の言葉から飛牙は強力な助っ人を呼び出して一件落着。最後裏雲は猶予が与えられる。運命は飛牙の行動にかかっている。那兪はどうなる?さてさて次は新作です。2021/09/27
papako
57
シリーズラスト。ラスボスとの対決にラスト『駕』へ。天に回収された那兪は記憶を奪われて再び地上へ。一足先に駕国へ入った裏雲を追いかけて飛牙も駕へ。さてさてどうなる?そしてこれまでの3国と同様に上手くまとめてハッピーエンド。そして裏雲の問題は飛牙の行いに託された。あまりハラハラもなく、物足りないと感じる人もいるとは思いますが、コンパクトで気持ち良く読めるシリーズでした。2019/10/07
ゆみねこ
57
天下四国シリーズ最終巻。飛牙・那兪・裏雲がラスボスと戦い、四つの国に真の安寧が訪れる。このあとの四国の行方を見てみたいですが、すっきりハッピーエンドを迎えたのでこれはこれで良かったのかも。楽しく読了出来ました。2018/05/24
しゅてふぁん
45
最終巻。最後の国‘駕’はとてつもなく閉鎖的な国だった。物語の着地点は分かっていても、そこまでの過程は予想していたものと違って、その手があったのか!飛牙はさすが‘神童’だっただけのことはあるなと見直した。間男で種馬のクセに…(笑) シリーズ全四巻、飛牙と那兪と共に四カ国に旅した気分が味わえて楽しかった。2018/07/19
ゆきちん
45
シリーズ4作目で最終巻。最後の国は北の駕。王族が3人しか残っていない、人口も少ない過酷な不毛の土地。摂政による傀儡政治が行われている?囚われた?乗り込んだ?裏雲は取り戻せるのか?国はどうなるのか…飛牙の旅も天下四国回って問題もキレイに片付いて、まー、スッキリした事。これ以上読ませろというのは野暮というものでしょう。子どもの代とかで、飛牙が伝説になってるかどうかはちょっと見てみたいけど。飛牙の性格のせいか、この作家さん作品にしたら、軽く楽しめました。骨がしっかりしてるって大事だよねー2018/05/11