内容説明
10人いたIT部門がリストラで消滅。たった一人残ったITエンジニアが「ひとり情シス」としてシステム開発・運用体制の立て直しに挑んだ――。日本を代表する大手製造業の事業子会社で「ひとり情シス」として奮闘する著者が、自身の体験でつかんだ「できるエンジニア」のノウハウを余すところなく公開します。
著者はいわゆる「スーパーエンジニア」ではありませんし、長時間労働でしのいだわけでもありません。エンジニアとして落ちこぼれだったという著者は、何でもできる「多能工エンジニア」に成長することで、仕事の生産性を10倍以上に高めたのです。200台以上のサーバーの管理など10人で担っていたIT部門の業務を1人で担うだけでなく、ITベンダーに任せていたデータベースの管理運営を取り戻し、業務アプリの開発も自ら手掛けるようになりました。しかも定時帰宅も長期休暇もOK!
なぜ、そのようなことが可能になったのでしょうか。「IT部門の消滅 → ひとり情シス」という修羅場の中でつかんだノウハウは“超”実践的です。ポイントは自由に操れる仮想環境とプログラミングのスキル、そしてスキルを武器にしたキーパーソンとの交渉術。ひとり情シスの担当者だけでなく、大手企業のIT部門やITベンダーのエンジニアにも即座に活用できる実践的ノウハウの詰まった一冊です。
実践すれば、あなたも何でもできるエンジニアとなり、理想の仕事を手に入れられます。
目次
第1章 「ひとり情シス」の先にエンジニアの理想の居場所
「一人でがんばる」ではなく「一人で楽に」
第2章 IT部門が消滅、200台のサーバーが残された
サーバー障害に備えるテクニック
第3章 IT部門再建は絶望、IT環境の建て直しを目指す
社内のIT環境とキーパーソンの掌握法
第4章 組織でできない事が一人ならできる
無償の仮想化ソフトでサーバー集約
第5章 「サーバーは要らない」、業務システム内製に挑戦
基幹システムのデータ活用の極意
第6章 業務システム内製のカギは「自分パッケージ」
業務システム開発時のSQL活用術
第7章 ITベンダーの支援を失う危機の乗り切れ
システム寿命を長くする手立て
第8章 突然の病魔、最大のリスクが顕在化
長期休業、ひとり情シスのリスク問題に答え
第9章 落ちこぼれからスタート、プログラマーへの道
プログラミングスキル習得の勘所
第10章 転職後、IT部門が消滅するまで
規模を拡大したIT部門が衰退した理由
第11章 日本のエンジニアの生きる道は「多能工」
理想像としての多能工エンジニア
感想・レビュー
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R
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