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内容説明
投資に使える! 金融がわかる!
これから始める人でもファイナンス理論の
“あの独特な考え方”が一から理解できるように、
資産運用に携わってきた金融のプロが
1.プライシング理論(“本来の価値”をどうやって求めるか?)
2.ポートフォリオ理論(どの資産にどれだけ投資すればよいか?)
3.リスク管理(適切なリスクとは? 致命的な損失を避けるには?)
について最大限平易に解説。
併せて「エクセル関数を使って自分で統計分析する」方法も紹介。
これまでファイナンスの本を読んでみたけど挫折したという方は、
ぜひ本書で始めてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パラオ・スパニッシュフライ
11
入門と書いてある本だったけど、僕にとってはまだまだハードルの高い本でした。(>_<)金融、投資の世界にもちゃんとした理論があってそれを元に経済が動いている。感覚的に考えていたことが数字や文章で表現されており、ぼんやりですが理解できました。たぶんこの本を読む前に抑えておかなければいけない知識があると思うので、それを理解した上でまた読んでみたいです。2020/02/16
日輪
4
企業の割引現在価値は将来キャッシュフローを期待収益率で割ったもの(別途、CF成長率などの補正が入る)。企業の期待収益率(WACC)は株式と負債の期待収益率の加重平均(別途、税率などの補正項が入る)。株式の期待収益率(CAPM)は、対象の株価と日経平均などの株価指数から計算できる。単純な現代ポートフォリオ理論では、全投資家が接点PFの投資比率を選ぶと考えるので、接点PFと市場PFは一致する。VaRは一般的にリターンの標準偏差から計算するが、ファットテールへの対応としてヒストリカルVaRを使う方法もある。2022/08/06
pacino
3
厳密なポートフォリオ理論って個人に必要だろうか?例えば、野菜(あるセクター)がすごく安い。中でも椎茸が物凄く安いとして、消費者として長年生きていれば、その価値と価格のギャップが分かるはず。ポートフォリオを組まなくてはいけないと言うことは、安くても椎茸をたくさん買えないということ。もちろん安い椎茸がもっと安くなることもある。だからなんなんだろうか?βに関してもそうで、市場が正しいわけではないのに、市場平均とズレているからといってなんなんだろうか。マルチプルやDCFで割安だと判断できる企業に投資するだけ。2023/01/19
なをみん
2
6月から積んであった本をようやく消化。数式とかちゃんと追えたわけではないけれど、本書の内容でを自分の投資行動を具体的に変えられたわけではないけれど、少なくとも「分散投資」の数学的合理的な根拠については納得できたし、いわゆる金融投資についても「何もしない」よりはずっと良い結果が期待できることも理解できました。2022/12/04
ゼロ投資大学
2
投資のプロが教えるファイナンス理論入門。ファイナンスというと、馴染みのない人にとっては非常に難解なものだと思われがちであるが、本書は初学者にも理解しやすいようまとめられている。基礎概念から解説されているので、徐々に難しくなっていく内容もおおよそ理解できると思う。ぜひ読んでおきたい一冊だ。2022/07/06




