内容説明
80年以上にわたり、仕事、パートナー、親子、友人、人生の悩みを解きほぐし、答えを示してきた「読む処方箋」!アメリカを代表する心理学者シーベリー博士。数千人の臨床経験をもとに導きだされた「かしこい人生の知恵」が、この1冊に凝縮。人生の岐路でいい選択ができる人と、なぜか立ち止まってしまう人がいる。また、上手に幸運の波に乗れる人と、波をつかみそこねてしまう人がいる。「すべきこと」より「したいこと」を大切にすれば、人生において、手に入るチャンスが目に見えてちがってくる!◎もっともっと「自分のため」に生きていい!◎一生トラブルを寄せつけない簡単な方法◎「何をすべきか」より「何を感じているか」◎今すぐ「人に合わせる」のはやめなさい……今こそ役に立つ「迷いを成長に結びつけた人々」のストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
20
人生を歩むにあたり誰しも一度は目を通しておくとよいと思える一冊。何歳になっても我が身を顧みて気付きが得られるのでは。処世術ではない真の自己実現を説く加藤諦三先生による訳も文意を汲んで好適と思う。”我儘を言わない”、”自分を抑える”など美徳(特に日本では強迫的なほど過剰に)とされる事柄が深刻なストレスやトラブルの一因となり、あらゆる不幸に繋がっていくことを理解し、その上でたった一度の人生を他人のためでなく自分のために歩むための賢い行動の仕方を学ぶ事例集である。社会のあらゆる事象は個人や家庭の在り方から発して2018/08/29
舵
0
繰り返し語られるのは、本当に自分がやりたいことを貫き通さないといけない。本当の自分自身に妥協したらいけない。 周りに流されて我慢して妥協してしまうことが不幸の源だと。The art of Selfishness. 利己主義のススメ。2022/12/17
t@k3
0
心理学の視点から物事の認知の仕方、特に常識にスポットを当て、そこに縛られることで人がどれだけ不幸になっているかを解説。 実際に行動できるかどうかは難しい面もあるが、許容できる範囲を広げ、より明るく過ごすための要素を学ぶことができる。 2018/04/07