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内容説明
最近、増えているといわれる「大人の発達障害」。その特徴の一つは思春期以降に様々な二次障害・合併症をおこし、元来の発達障害が見えにくくなってくること。新型うつ病、躁うつ病、アルコール・薬物・ギャンブル依存などの精神障害、ストーカー、DV、いじめ・虐待などの問題行動の陰には“発達障害がかくれている”と著者は主張します。これらの「重ね着症候群」では元の発達障害という“素肌”のケアをしない限り、見かけの上着の障害はなかなか治りません。本書は、どのようなケースで大人の発達障害を疑い、より正しい診断、治療を受け、さらに生活をより楽にするための対応など、患者とその家族が必要とする知識(とくに生活指導と薬物治療)を一冊にまとめています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
44
発達については何冊か本を読んで少しずつ分かってきたけれども今回の「重ね着(二次障害)、合併症」など初めて聞く表現がなるほどと改めて学ばせてもらった。二次障害(合併症)として、アルコール依存、ギャンブル依存、買い物依存、人間関係に依存する引きこもり、児童虐待、DV、性依存など様々な依存症があり、その大部分は発達障害という「素肌」の上に依存症という「着物」を重ね着していることがわかった。/依存症についても「人間関係、もの、行為」の三つに分けられることを知った。次は「依存症」に関係する本を読んでみたい2020/11/06
ネギっ子gen
12
「生きづらさ」の軽減を目指した本。発達障害当事者から発達障害専門医になって、新書も含めて発達障害関連本を世に多く届けている星野仁彦教授が監修ということで手に取ったのですが、本著者も「私は発達障害をもっていて、その2次障害として、かくれ躁うつ病という上着を着ている」と。ですから、<発達障害は精神科において実は「万病のもと」。/多くの発達障害では、思春期以降に種々の2次障害・合併症を起こし、元来の発達障害が見えにくくなってくるのです。これを本書では「重ね着症候群」と呼びます>という記述に説得力を感じました。⇒2020/08/07
海戸 波斗
3
星野先生、度々。むいてる職業は教師。そして、モンスターに対応は、予測不可能な事項と理解を促すって?がいっぱい。法研って読者層はどこ?私が手に取って悪かった。頑張って社会生活を送れてる教師からすると、仲間の困ったちゃんなのに…自分が血のにじむような苦労をしてるのに…ふざけてやがるとなり、批判的になるよな。そして、世の中を憂う。お仕事終了。最高!学校の先生憧れるわ。そんな奴だらけじゃん。ということは、教師は、発達障害者の就職先といっても間違いではないということで。お後が宜しいようで、 2017/08/22
出原樹音
0
参考になった。2018/08/15
泉海咲
0
発達障害のことが色々と知れて良かったです。とりあえず自分は発達障害ではなさそう?でも生き辛さを感じているから精神科で診断を受けた方が良いのかな?2018/07/24