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内容説明
国内外を問わず、世界規模で描く山岳遭難事例のベストセレクション。 奇跡の生還と遭難の悲劇。 生死を問わず困難に立ち向かった人間の物語。
<目次>
●マロリー、アーヴィンの謎 世界最高峰は登られたのか
●ジルバーザッテルの敗退 ナンガ・パルバットの血塗られた歴史
●人類初という栄光の陰に アンナプルナ初登頂物語は悲惨な逃避行だった
●最終キャンプからの救出行 嵐のK2ハイキャンプから血栓症に陥った友を助けるための決死の救出劇
●メスナー兄弟、生還への遠い道 ナンガ・パルバット、未知の谷への下山
●人喰い鬼からの脱出 未踏の岩峰、バインター・ブラック初登頂後の苦闘の記録
●ミニヤコンカ奇跡の生還 友を失い孤立無援となったクライマーが見せた生への周年
●日本人エヴェレスト無酸素初登頂の葛藤 日本人初を争う結果、生死を分けたものは何だったのか
●ブラックサマーの生存者 K2最終キャンプで嵐につかまった7人の生と死
●6000mの宙吊り トランゴタワー頂上直下に宙吊りになった友の救出劇
●公募登山隊の破綻 エベレストガイド登山の落とし穴
●7400mの国際救助隊 人命救助のためにアンナプルナ南壁に集った国際クライマー集
●ギャチュン・カンの奇跡 嵐につかまった山野井夫妻の生への執念
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
95
ヒマラヤで起きた遭難事例13篇。エベレストやk2,ギャチュンカン、アンナプルナ他。それがどんな山なのか知らないし数千メートルの山を登るなど高所恐怖症の私には到底理解できない。が登山をする人々にとってはいつかは登ってみたい山なのだろう。日本のエベレスト登山隊やギャチュンカンの山野井夫妻のことも載っていた。ただ登山のことを知らない私には登山専門用語がわからず想像しながら読んだ。注釈でもいれてくれると有り難いのだが・・・図書館本2021/11/04
かずぼう
24
登攀者の名前がフルネームでずっと羅列されるので、ちょっと読みにくい。ヒマラヤ登山では、あっけなく何人も死んでしまう。それにしても、命をかけてまで山に取り憑かれてしまうものなのか。2024/11/06
ケニオミ
9
死線を彷徨う、この手の物語は好きで、山での遭難の本はよく読んでいます。本書で紹介されている物語のうちいくつかは読んだことがあります。本書を読んで、以前読んだ内容の方が断然面白かった印象を受けました。それほど面白くないということです。まるで事実を列挙しているだけの世界史の教科書を読んでいるようでした。ということで中途挫折です。皆さん、間違っても私のように表紙とタイトルに騙されて、手に取ったりしないでください。お願いです。 2018/06/28
梅子
7
ヒマラヤ・ビッグウォールの登攀史の有名なものを取り上げて概要を紹介するものだが、イマイチ誰をターゲットに書かれているのか分からない。有名な事件ばかりなので内容を既に知ってる人には物足りないし、逆に始めて登攀史に入るような人には専門用語も多用されている文章は難しいのでは?用語集もなく、ある程度山岳小説を読んでいないと想像するのが難しい表現もある。登山家の手記を長々引用する場面もあり、内容としては希薄な感が否めない。2018/06/02
yoneyama
5
マロリー、メルクル、エルゾークから山野井泰史のギャチュンカン生還までの13章が、大急ぎのダイジェストでまとめられている。ほとんどの話をそれぞれ一冊の本として読んだ覚えがあるほど、どれも有名な遭難記だ。確かな高所登山方法論も確立していなかった手探りの1950年代以前のヒマラ黎明期の冒険時代から、次第に高所と登攀の技術が確立され、手順化、競争化された70年代。80年代の有名峰登山者が増え始めた時代の多重遭難、90年代以降の完全に「システム内」の公募登山隊の遭難や救助登山など。2018/05/24
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