美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader

美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。

  • 著者名:あらいぴろよ
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2018/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334979775

ファイル: /

内容説明

『“隠れビッチ”やってました。』の著者が描く実話コミックエッセイ。イラストレーターになる夢がかなわないこと、ひいては自分が幸せでないことを、運や他人のせいにして妬んだり憎んだり「何者かになりたい」ともがいていた著者が見つけた答えとは――。実践したセルフカウンセリングの方法をわかりやすく漫画化するとともに、なぜ「あの子」が憎いのか、なぜ問題が起きたときに必要以上に傷ついてしまうのかなどを掘り下げる。

目次

1章 コネさえあれば
2章 夢さえ叶えば
3章 私の中の10人の私
4章 私とB子の残念な共通点
5章 「何者か」になりたい理由
6章 自己嫌悪の果て
7章 私が生きる意味
キライな短所を長所へ あらい式変換リスト
おまけマンガ ムカつくことされた/言われた時の思考サイクル実践法
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

38
美大に行かなかった自分への怒り、行った人への強烈な嫉妬…醜い感情もすべて描写している面でとても読みにくいエッセイマンガでした。けれども著者の自分を隠さないスタンスには敬意を表します。不器用な人間が社会に出て知る生きにくさ。器用に生きられないもどかしさ。多かれ少なかれ大多数の人が経験している想いではないでしょうか。いやはや、すごかった。2023/09/18

金平糖

5
B。2021/01/09

ものが太郎@カクヨム『サイコクラス』作者

3
「俺だって大学行ってたら、今ごろリア充だったのに」と、アラサーにもなって思い起こす自分がいる。 著者もまた、周りの『才能ある奴』を目の当たりにし、「自分だって美大に行ってたらもっと互角に戦えるのに」と、つい思ってしまう。 でも、超不安定な現代において、大事なのは学歴だけじゃなく、『変化に対応する力』だと思う。 古い価値観や後悔に縛られるのではなく、今どう動くかが大事なのだ。 そう考えると、今の自分の人生も捨てたもんじゃないと、本書を読んで思えるようになった。2020/07/12

なつのおすすめあにめ

3
『隠れビッチ』でもそうだったけど、美大とかビッチは本質でなくて、結局作者の心の問題だった。ラストの力強い自己肯定に感動したりして。2018/10/01

gachin

2
結局は臆病と怠惰で自身を不幸にしてたという話ではあるが、自分の言葉でそれを見つけることに価値がある。永田カビといい、レディースコミックエッセイはとても素晴らしい文化だと思う。2022/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12679172
  • ご注意事項

最近チェックした商品