内容説明
2015年の正月まで、私は一部の熱心な駅伝ファン以外、誰も知らない無名の監督でした。さらに言えば、私の現役時代は箱根駅伝出場、オリンピック出場などという華々しい経歴は皆無。そんな私が、なぜ青学陸上競技部で結果を出せたのか。
それはきっと、営業マンとして実績を積み重ねる過程で、チームをつくり上げるにはなにが必要なのか、人を育てるとはどういうことなのかなど、たくさんのことを学んだからです。そして、それをスポーツの現場に持ち込めば成功するのではないかと思っていたのです。ダメダメだった私だからこそ、今までの常識にとらわれずに、陸上界の常識を打ち破ることができたのだと思います。
ビジネスのグラウンドには、「人と組織」を強くするノウハウがたくさん埋まっています。ビジネスで培われ、青学陸上競技部で醸成された「ノウハウ」が、今度は皆さまのビジネスの現場で一つでもお役に立てられれば、これほどうれしいことはありません。(プロローグより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
80
Audible。原晋氏が監督に就任した時は、まだ予選会を走っていた。それが少しずつ成長し、今では常勝校になり、憧れる学生も増えた。青学駅伝部のメンバーは「チャラい」。けれどそれは褒め言葉だという。原監督の教え方は、上から押し付けるものではない。だからこそ選手一人一人が考えて、伸びていく。やらないといけないことを書き出すのは大事。駅伝ファンとして読んでも、自己啓発系としても、とても面白かった。 星8/102026/03/27
ムーミン
64
自主性でなく主体性を育てる学校づくりを目指したい。そのための取り組みに何が必要か、ヒントと希望をたくさん得ることができました。2020/03/30
けんとまん1007
63
一つ一つは、出来そうなことのようであるが、それすらやり遂げるのは簡単なことではない。ただ、少しでも取り組むこと・方向性を出すことを積み重ねると、大きな力になる。伸びる要素はどこか?適性はどこか?だけでなく、きちんと勉強もできたうえでの明るさ・軽さというのが、凄い。あと、1番目が特に納得。外の世界・外部に触れないと、新しいものはできないということ。これは、実感していることでもある。2020/03/02
とも
49
本番にピークをもって行くため、コンディションを管理していく。その為のシステム、組織作り。監督の指導以外でもチーム、個人で考え行動していく。考えられる人間を育てる。人間力を上げる為、基本的な生活習慣を大切にしている。 2020/12/01
ばりぼー
41
誰がやっても強い組織を作る。世の中には、経営者が変わってもそれまで通り成長を続ける企業はいくらでもある。私がいなくなってもぐらつかない組織を目指してきた。土台作りで私が心がけてきたことは「任せられるようになったら権限を委譲する」こと。組織としてやるべき事は到底一人でできるものではない。土台のないチームは、勢いで勝つことはあっても連覇はない。スーパーエースの出現に期待するのではなく、時間をかけてでもチーム力を底上げしなければ常勝軍団にはなれない。土壌が腐っていたら、いくら良い種をまいても芽は出てこない。2018/01/07
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