― CHANGE！（チェンジ！） 人とチームを強くする、ラミレス思考

著者名：アレックス・ラミレス【著者】

KADOKAWA（2018/03発売）

• ISBN：9784046022790

内容説明

横浜DeNAベイスターズ監督、アレックス・ラミレスが初めて明かす、人材育成＆組織論。
ラミレス思考で、チームは劇的に強くなる！

外国人選手として初の2000本安打を達成し、名球会入りも果たしたA・ラミレス。
現役時には、首位打者１回、本塁打王２回、打点王４回、最多安打３回など、数多のタイトルを獲得。
また、指揮官としても、横浜DeNAベイスターズの監督に就任した2016年シーズン、前年最下位だったチームをいきなりAクラスへ導くと、2017年シーズンには、セ・リーグCSを制覇、日本シリーズに進出するなど、“名将”と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。

そんなラミレスが、監督就任後に初めて明かす、人材育成と組織論。
個々の能力の伸ばし方やリーダーのあり方、機能するチームのつくり方など、勝利へのプロセスを綴った、ファン待望の一冊。

なぜ、ベイスターズは２年連続Aクラスになれたのか？
なぜ、桑原、倉本のレギュラー固定にこだわったのか？
なぜ、８番にピッチャーを置くのか？
なぜ、試合中、ノートをとり続けるのか？
なぜ、先発に完投を求めないのか？

すべての疑問が氷解する、目からウロコの野球理論。

ラミレスの真価はパフォーマンスにあらず。
あなたは、真の“知将”を知ることになる――

プロ野球ファンのみならず、部下を持つビジネスリーダーも必読の書！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[かやは]

​ラミレス監督にとって、野球は「欲望」だという。常に自分の欲望の対象となるもの。彼は欲深い。だからこそ結果を残すことができたんだと思う。​正しく欲望する人は、周りの人を楽しく巻き込んでいく。何故なら人の欲望は、自分一人では満たすより、他人を満たすことで自身が満たされることの方がより多く得られるものだからだ。どういうメッセージを、役割を与えれば、選手は応えてくれるのか。どう振る舞えば、信頼を得られるのか。どう準備すれば、結果が出せるのか。選手時代から、監督になっても、ラミレス監督は考え続けている。

2018/05/09

[リケジョママ]

★★★★★ラミレス監督の考え・戦略がこと細かく書かれていて、今後の試合観戦が100倍面白くなること間違いなし！それとともに、飽くなき探究心・努力があってこその今のラミレス監督があることがわかり、感服です。ファンは10人目の先発選手という言葉に私は涙を流し、、笑　とにかくベイスターズファンなら必読。オススメです！

2018/04/23

[尿酸値高杉晋作]

CHANGE！か。 短い言葉で本書の内容を表している。 確かに変えるべき所を変えて、選手としても監督としても成功を収めて来た著者。 説得力は十分。 その意気込み、姿勢が選手を育て、ファンを増やしているのだと思うと尊敬の念を禁じ得ない。 ラミレスベイスターズにますます興味を持った。

2018/04/10

[sunadokei5310]

17年のシーズンを終えて書かれたもの。監督の就任が決まったとき、パフォーマンスが派手だから〜とか監督できるの？とか言われていたのを思うと、あまり知られていないのかもしれないが、彼は現役時代、頭脳派プレーヤーだった。データを活用することであれだけの打撃成績を残せたという。監督になっても、まめにメモを取りデータを頭に入れて戦略を立てるそのスタイルは変わらない。19年のシーズンに期待を込めて読了。

2019/01/11

[oooともろー]

出版は３月。今季の予定がかなりくるってしまったことがわかる。でも５割前後をキープ。さすがとしか言いようがない。

2018/06/19