- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
七魔が山に住む魔女のバジルは、ある日、予言めいた詩を受けとります。その詩とは、七魔が原に住む魔女のひとりが、ブルームーン(満月が1か月に2度あるとき、2度目の満月)の夜に、黒い魔法のつえを手に入れるというものでした。黒い魔法というのは、白い魔法とはちがって「失敗」や「苦労」など、ひとがおくられたくないと思っている魔法です。心配になったバジルは……。登場人物もぐっとふえ、新しい展開をみせる第三弾です
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
21
バジルシリーズ3。気づかずに、4を先に読んでしまい、2、3を遠い方でまとめ借り。黒い魔法と聞くと、どうしても悪い魔法、恐ろしいものというイメージがある。でも、表紙の袖には「黒い魔法は、いつか必ず、ひとの力になる。」とある。黒い魔法って一体どんな魔法なのか? 紆余曲折の末、終わり近くで登場する人々がみな魅力的で、ワクワク感が高まる。さすが、うまいなあ~!2018/02/04
花林糖
16
魔女バジル③ 七魔が山に住む「努力」「根気」の魔女バジル。新たな展開で前作2冊より面白く、次巻が楽しみ。彼女が大魔女になる頃にはどんな凄い魔女になっているのかな。美味しそうなバジルのケーキレシピが知りたい。2016/07/02
のほほん
11
バジルは「努力」と「根気」をひとにおくることができる魔女です。ひとが喜ぶ力を白い魔法、いやだなと思う力を黒い魔法といいます。白い魔法の「努力」や「根気」もあまり人気がありません。そのうえ黒い魔法です。「幸運」や「勇気」のように、人気のある力をおくる魔女をうらやましく思うこともあります。そんなバジルに知恵の女神パラスが試練を与えようとしているというのです。納得がいかないバジルですが、ある事がきっかけで黒い魔法をおくる魔女になることを決めます。「若いときの苦労は、買ってでもしろ」っていうものね。バジルえらい!2024/09/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
令和6年度、4年生ブックトーク授業。テーマ【冬休みに読もう】 4年生の国語科教科書上下で単元や紹介されている絵本を選書。こちらは紹介されていません。魔女界では人が喜ぶ魔法を白い魔法、嫌だなと思う力を黒い魔法という。魔女バジルは「努力」「根気」の白い魔法を使えるが、今一つ人気がない。ある日黒魔法を受け継ぐ役目を与えられ…。2024/12/18
どら母 学校図書館を考える
5
選書のために。2017/05/26




