ビジネスパーソンのためのSDGsの教科書

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ビジネスパーソンのためのSDGsの教科書

  • ISBN:9784822257002

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内容説明

注目のSDGs(持続可能な開発目標)達成のカギとなるESG投資の拡大、企業の最新動向を解説。
15の産業グループ別にSDGsのリスクと機会を分析する。

2030年を目指した国連の持続可能な開発目標、SDGsが時代のキーワードになっている。
中期経営計画にSDGsを取り込む企業も登場した。
新規事業立案や企業価値向上にどのように生かしていくのか。
新たに登場したSDGs関連の金融商品など、ESG(環境、社会、ガバナンス)投資との関係を明らかにしながら、企業の活用法を紹介する。

第1部は、SDGsの成り立ちや企業にまつわるSDGs推進の動きを解説する。
各業界の代表的な取り組みを紹介するとともに、SDGsの具体的な活用方法を探る。
既存の製品・サービスを棚卸してSDGsを経営に位置付けるとともに、情報開示をいかに進めるか、将来の成長とリスク回避につなげるための考え方を紹介する。
そして、近年急拡大しているESG(環境・社会・ガバナンス)投資とSDGsとの関係にも踏み込み、金融市場の今後の展望を明らかにし、さらに民間企業がESG投資を呼び込むためのビジネスの展開方法を解説する。

第2部は「食品・飲料品」「建設・不動産」「鉄鋼・非鉄金属」
「機械・精密機械」「輸送用機器」など15の産業グループ別にSDGsに取り組んだ場合の機会と、SDGsに向き合わなかった場合のリスクを分析する。
どのような分野にビジネス機会があるのかについても紹介する。

目次

第1部 ビジネスと金融からSDGsを読み解く
1.SDGsとは何か
2.金融市場とSDGs
3.企業はSDGsをどう経営に位置づけるべきか
第2部 産業別・SDGsのリスクと機会
1.農林水産/2.食品・飲料品/3.建設・不動産
4.石油・化学/5.鉄鋼・非鉄金属/6.機械・精密機械
7.輸送用機器/8.医療/9.繊維・アパレル
10.生活資材/11.流通/12.エネルギー
13.運輸/14.観光/15.情報通信

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TATA

30
この手の話は得てして表層的なものになりがちですが具体例を多く盛り込みわかりやすかったと思います。後半の産業別の箇所は大変有用です。2019/04/09

takam

10
流し読み。CSRに近い考え方だと思っていたが、持続可能な開発を目指したビジネスのフレームワークの類と理解した。この指標を満たすことがブランディングになる。NPOがやるべき範疇だと思われてきたことが、企業経営にも浸透しきており、イノベーションとマーケティングの幅を広げるための良いスタンダードになると思われる。各論を理解するためには何度か読む必要はありそう。2020/03/18

にわ

2
最近テレビでビジネスパーソンが胸につけているレインボーのバッジはなんだろうと調べたのが、SDGsを知るきっかけ。現在では新聞やテレビで目にしない日はない程。それ故に、詳しく知らない訳にはいかないと思ってこの本を読んだ。SDGsはビジネスとの親和性が非常に高いことから、企業が挙って取り組みをアピールしているのも理解できる。むしろ取り組まないことがリスクとなり得る。ただし、本書でも指摘されているが、ブルーウォッシュ(上辺だけのやったふり)には、日本企業は特に気をつけねばならない。2019/10/28

MADAKI

1
【とりあえずこれ読んどけば間違いない】教科書を名乗るだけあって、質実剛健な解説書。著者の専門分野であろう金融にかなり紙幅を割いて説明しているし、後段では各産業とSDGsのかかわりについて、グローバル企業の事例を踏まえて詳細に解説する。2020/05/02

裕樹

0
SDGsについて軽く勉強2019/11/30

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