朝日新書<br> 「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー

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朝日新書
「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー

  • 著者名:谷川彰英【著者】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 朝日新聞出版(2018/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022737625

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内容説明

六本木には、実は地名の由来になった松の木がある? まことしやかに語り継がれる地名の由来は真実か。「青山に青い山はあるのか?」「四ッ谷に4つ谷はあるのか?」など、実際に行って確かめた「最新」でありなおかつ“最深”の地名情報。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PAO

13
中井英夫さんの『虚無への供物』にも登場する江戸五色不動が実は江戸時代には目黒・目白・目赤の三色しか無かったと知ってショックでした。しかも最初は目黒不動だけがあり、そこから派生して他が当てはめられたとは…〇〇〇七福神と同じじゃないか~!また八重洲のネタは丸の内側にあったことも驚きでしたが、確かに「丸の内八重洲ビル」は丸の内にありました…。「渋谷」「新宿」「池袋」の由来も面白かったです。「東京」=「とうけい」は島田荘司さんの『火刑都市』にも登場しますね。いろいろ勉強になり東京を歩くのがまた楽しみになりました。2018/05/27

田中峰和

8
東京の歴史は浅く、家康が秀吉に領地替えさせられる前は辺境の地だった。急増する住民の飲料水のため、井の頭池や玉川上水から水を引く大工事をしたのは有名だが、水源から江戸城の中間地点「新宿」には水に関わる歴史がある。多摩川から40キロも暗渠で繋いだ上水の終着点として栄えた内藤新宿の宿場町。内藤の由来は家康の小姓として信任を得た内藤清成からきているらしいが、コレラの発生で1万人弱が死んで、近代的な上水道に改善が進んだ歴史など、そちらのほうが興味深い。一口を「いもあらい」と読むのは京都の久御山町にルーツがある。2019/07/12

犬養三千代

5
現場主義で地名の謎に挑んだ一冊。 昔の地名が消えてしまったのが結構惜しい。高田馬場のが特に面白かった。2019/07/31

みいやん

4
地名ミステリーって要は歴史と日本語特有の変化を調べれば何とかなりそう?ウォーキングが好きな方にはおもしろいだろうな。身近な地名だったのはよかった。2018/05/31

たか

3
取り上げられているテーマは秋葉原、吉祥寺、御茶ノ水、溜池山王、池袋など2018/09/29

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