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内容説明
主人公・相原リョウの頭の中で作り出した空想の携帯電話。電話がかかってくるはずのないその電話に、なんと着信があった！？その相手は、リョウと同じく心にさみしさを持つ男の子からの着信だった…。
待望の電子書籍化に伴い、新たに清原紘が描き下ろしたイラストを使用したカバーで登場！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
120
デビュー間もない頃の清原紘さんによる乙一作品のコミカライズ第２弾。校内で唯一携帯電話を持っていない“コミュ障”の女子高生・リョウ…その劣等感と憧れから、頭の中で想像の携帯電話を作り上げ遊んでいたら、ある日突然あり得ないはずの“着信”が!?…という青春ファンタジー。これは映画化もされた有名な作品なんですね…切ないストーリーもさることながら、前作に比べると格段に巧くなった清原さんの画に引き込まれます！ まだぎこちなさもあるものの、要所での“表情”が本当に素敵ですね♪︎ 乙一さんのあとがきも一読の価値ありです。2023/10/31
美登利
42
図書館にて、読了。初めての乙一作品をコミックで読みました。あとがきで書いてありましたが、大学三年生の時に書いた短編だとか。漫画とぴったりなイメージの作品でとても良かったです。2014/07/31
てつ
19
乙一原作は「失踪HOLIDAY]「GOTH]に続き三作目。グロとはうって変わって、切つない切ないファンタジー恋愛系。ほぉー、こういう作品、作風もありですか。ちょっと気恥ずかしさと、ベタさが残るが、こちらの作風の方が好き。きっと振れ幅が広く挑戦分野が広い作家なんだろう。そしてそのあたりが人気要因の一つか。 「時空を超えた不思議な出会い・つながり」。映画、小説の題材として、わりと目にする題材・テーマだが、それをうまく使った秀作。あとがきに紹介のあった、「愛の手紙」ジャック・フィニィが気になる。こんど読んでみよ2013/12/07
ちばと～る
18
ちょっと映画版に近いアレンジなんだね～シンヤの事故の話や乙一先生のあとがきも付いててお得～リョウが授業で朗読させられてるお話って乙一『失はれる物語』だね～2012/07/13
フク
16
大分昔に読了しました。良い話だという事は覚えているんですが、内容はほとんど忘れてしまいました(´；ω；`)ｳｩｩ2016/06/15
