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内容説明
子どもは何も知らずに生まれてくる。自分の力で親よりも長生きしなくてはならない。一人では生きていけない。誰かとつながらないと生きていけない。だから、命は大事なんだということを絶対に教えなければいけない。子育てとは学校がやるもの? 家庭がやるもの? いや、学校も家庭も地域も、ともに子育てに参画することが大事と訴える現役校長が初めて書いた本。本当は家庭で教えてほしいこと、本当に学校で学ばせたいこと……いまはこれが曖昧になってしまったのではないか。とくに児童期は人間の基礎をつくる最も大切なとき。食べること、読むこと、書くこと、話すこと、時間を守ること、困っている人を助けること、御礼をいうこと……人生に必要なことをたくさん学ぶ必要がある。では、誰が教えるのか? 本書は、親の役割、学校の役割、地域の役割を示しつつ、みなが情報を共有して一緒に子育てをする秘訣を説いている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りり
4
知識だけでなく、一度でも体験していることが大切。知恵や知識があっても、行動しなければ意味がない。学校で学ぶことのよさは、新しい知識を得ること、さまざまな技能を身につけること、そしていろいろな人と過ごすことで多様な物の見方や価値観を知ること。2021/01/29
たこわさ
0
1.家族そろっての屋外遊び→家族はそのうちみんな忙しくなっていけなくなってしまう 2.4人称で物事を見る→舞台で演じている自分を少し距離を置いて観客の自分が見ている感覚 3.子供の運命の人に→良い影響を与え続けろ 4.今日何をさせるかではなく今日何を学ばせるか→強い子供にするために、何を意図して仕掛けるか2020/07/31
チューリップ
0
幼稚園児を持つ親として、『小学校ではもう遅い』とはどういうことか?どの様な幼児教育をすればいいのだろうと、この本を手に取りました。内容は教育とか勉強よりも大切な躾、暮らし方、心の持ち方などでした。ついついお勉強に走っていましたが、その前に親が手本となり生きていく術を学ばせることが大切だと気付かされました。繰り返し読みたいと思いました。2018/11/22