角川ソフィア文庫<br> ジャズの歴史物語

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角川ソフィア文庫
ジャズの歴史物語

  • 著者名:油井正一【著者】
  • 価格 ¥1,716(本体¥1,560)
  • KADOKAWA(2018/03発売)
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  • ISBN:9784044003418

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内容説明

ニューオリンズで産声をあげたジャズは、めまぐるしくスタイルを変え、幾度もの黄金時代を経て、いかなる歴史を歩んだのか。そして、ルイ・アームストロング、チャーリー・パーカー、マイルス・デヴィスといった巨人たちの、挫折と栄光に彩られた人生の物語とは――。ジャズ評論に生涯をささげ、その草分けとして時代の熱情を見つめてきた第一人者が、数多のエピソードとともに描き出す古典的通史。巻末にディスコグラフィー収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶モナカ

16
通っているジャズ喫茶のマスターから借りて読んだ。分厚くて、ジャズの発祥から70年代までの通史で、エピソードも入っているとは言え、読み終えるのが大変だった。読んでいる期間が、個人的に仕事の繁忙期だったのもあり、身が入っていなかったせいもあろうか。やっと返却できる。2022/06/12

しゅん

14
50年前のジャズの歴史記述ということで、参考資料程度に読んでみたが猛省した。語り口の強さ、資料性の高さ、見識の深さが揃っている。大谷能生の言う通り、今読んで間違いがほとんど指摘できない(ジャズにそこまで調べていない私なら猶更)正確な記述に驚く。ジャズにそもそもラテンが強く入っていて、ラテンジャズは色物扱いすべきじゃないなど、現代に言われていることやん。しかも、面白い。滅法面白い。物語のように語る場面と、資料的正確性を貫く場面を分けているのだろうか。引用が地の文にそのまま入っているスタイルがさらに面白い。2024/08/28

吟遊

12
ジャズ評論の世界的な名著、復刊。 油井正一(ゆい・しょういち)の『ジャズの歴史物語』が、二度の絶版を経て、このたび文庫化されました。 20世紀ジャズの興隆をリアルタイムで見聞しながら、独自の語り口と、「論理的な発展をするジャズ」という歴史観のもとで好評を博した著者。 もう発刊から50年近くが経ちますが、70年代までの波乱万丈なジャズ史を、たくさんのユニークなエピソードを交えて語って古びない、エキサイティングな本。2018/04/04

fseigojp

11
1970年代の初めからJazzを聞き出したのでフリーに近いところから始めていたので、初期を知るのに最適だった2019/11/05

たこ焼き

6
文化の融合は同じエリアにいるだけでは生まれない。それぞれがそれぞれコミュニティを作り交わらないからである。違う文化を媒介する存在が必要でそれがニューオーリンズにおけるクリオール人だった。ジャズが発展、変化してきたのはジャズの本質がインプロヴィゼーションため。ニューオーリンズと他の地域の音楽の違いはインプロにあった。ジャズファンは青年(特に流行を好まないもの)が多く、年を取るにつれジャズを聴かなくなる。ジャズは民族的な音楽。2022/09/11

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