- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
●ヤフーアカデミア学長にしてグロービス講師
孫社長にも一目置かれた伝説の「伝え方」!
・プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。
●1分で話せない話は、どんなに長くても伝わらない
・「話が長い、手短に話せ」と言われる方は少なくないでしょうが、伊藤氏の考えは「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」というもの。長いのは話がまとまっていない証拠でもあり、相手に伝わらない一番の原因。そこで本書では、伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
596
わかりやすさやとっつきやすさはかなりのもの。読んでいる人もおそらく、わかってはいるんだけど出来ないんだよな…みたいなことが整理してスッキリ書かれている印象。具体例も割と量があるので、色々な場面にあてはめやすい。様々なテクニックに頁を割いて解説しているが、巻末近くに「結局は伝えたいという熱意が大切だよ」的なことがちゃんと書いてあるのも個人的に◎。技に走って感情を疎かにするような対人術の本が多い中、かなり大きい範囲を対象にしていけるとは思うが、もう少し専門性が欲しいと感じる読者もいるかも。2019/04/02
ehirano1
331
#序章が強烈ですが、肯くしかない出来っぷり(素晴らしい)。#事実やデータは結論ではない(そうそう)。#頑張ったことは話すな(ウンウン)。#ビジネスで面白いは『ロジック』(→プレゼンで笑いは不要)。#ロジックが構築できないと1分で話すことはできない。#上司へはプレゼンではなく『対話を意識する』。2019/10/19
徒花
243
内容はタイトルの通り。面接やプレゼン、社内会議などなど、限られた時間で端的に自分の意見を伝え、かつ、相手を動かす手法がまとめられている。当然ながら文章はわかりやすく、図版やイラストを交えて文字のバランスもいい。余計なことを話さず、結論にたどりつくためのピラミッド図を頭の中でつくることなどはテクニカルな部分だが、最後の章では話す側の姿勢、熱意についてまで語られている。良本。2018/07/09
けんとまん1007
242
これまでの既知の内容+新たな知見という1冊。場面や回数はいろいろではあるが、人前で話すことも結構あるし、ミーテイングの場や、それ以外でもいろいろある。それらを含めて、いかに、相手に伝わるかを念頭に置いてきた。ぼんやりしていた部分が、クリアになった気分。TPOは、いつも考えている。相手に動いてもらってなんぼ・・・という視点。当然の帰結ではあるば、ここがぼけている人も多い。2019/04/30
読特
163
タイトルから話術のノウハウ本と受け取られるが、そこに止まらず「伝え相手を動かす」「話すことで何がしたいかの目的を果たす」というところまで教授してくれる。「人は相手の話の80%は聞いていない」「理解してもらうはゴールにならない」「上司はマネジメントをするという機能を持っている人に過ぎない」など普段の心がけで参考になる言葉も多い。ビジネス本は読んでいる間は耳が痛く反発したくなるのだが、後から効いてくる。この本も同じだろう。2020/02/20