内容説明
目立たない実力県のままでいいんですか? 富山はたしかに地味で目立たないけれど、その実力たるや半端ではありません。勤労世帯の「実収入」、「持ち家比率」など各種指標が示すように、県の「幸福度」はつねに上位。暮らしやすさに加え、教育熱心で偉人もたくさん、ものづくりを得意とするオンリーワン企業、だれでも知ってる「富山の薬売り」、食の王国「富山湾」、水の恵み……、そんな「すごさ」が、県外へはもちろん県内にも伝わっていない! そこで逆襲本の登場です。富山の「すごさ」を知ってください。まじめでコツコツ実績をあげるが、自己主張が苦手という富山県人の特質は、そのまま日本人の特徴です。ですから、富山が輝けば日本も輝く! 宿敵・金沢へのホンネも解禁(爆)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
28
地元民として既知のことが多い。それでも、歴史・文化の点からは、知らないことも結構あった。こうやって、いろんな視点から見てみると、なるほどなあ~と思う。暮らすには、ほどほどでちょうどよいのかもしれない。2020/03/19
K.C.
3
富山県民になったので、本屋で見つけた本で勉強がてら読了。県外にいる出身者である筆者だから見えることも多いだろう。入門書のように様々な選択肢特徴が描かれている。しばらくは座右の書として、馴染んでいきたい。2019/04/19
のみちゃん
3
「ちいさいお」の表現に懐かしさを覚えつつ「方言だったのか」と驚くことから始まった同書。「私の方が詳しいぞ」と妙な優越感を抱く箇所がありながらも、共感や学びが多く面白かった。「富山型デイサービス」の近況は知らなかったので、より調べてみたい。夫に読ませたら「逐一尋ねながら読みたくて大変だよ」と、数ページでお腹いっぱいみたいな反応を示していたが、通読してみて欲しいなぁと思う良作。2018/06/04
飯田良智
2
富山のことを知るならこの一冊。この本を読んで富山を知ってもらえるといいなー、と富山県民の1人として思います。富山県ながら知らないこともたっくさんで、また富山のことが好きになりました。富山県民にとっても自己認識のため、アイデンティティを育むための大切な本になるかと。2018/02/12