内容説明
どんなささやかなことでも、続けた先に彩り豊かな人生がある。2018年、97歳になる現役最高齢ピアニストが身をもって実践してきた、自分らしく前向きにいきいきと過ごすためのヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんてゃ
10
基本的に品があるよなって思った。幼少期のおやつはポテチとかじゃなくてクッキーとか焼き菓子を食べて育ってそう。ピアノをずっとやってきた人ってわたしは素敵だなと思う。シールドで守られているような感じがする。悪友や変な男も寄せ付けず寄り付かず流されずピアノの練習をしてきたんだろうな。普段の心はきっとおだやかで音楽を楽しみながら1日1日を大切に過ごして受け入れて今を愛してる感じがしました。ピアノ聴いてみたい!2022/11/03
ユウユウ
10
年を重ねることが楽しみになってくる。2022/07/31
アップルティー
7
そうそうたる経歴にまず驚いた。幼い頃にピアノと出会い、楽譜に込められた作曲家の気持ちを読み取り、自分なりの表現で聴き手に届けるという一生好きなことを見つけた室井さんは幸せな方だと思う。が、その「好き」を続けるための並々ならぬ努力!お料理やオシャレを楽しんだり、90歳を前に念願の2階建ての家を新築したり、庭で花を育てて愛でたりと生活を楽しんでいらっしゃる様子は微笑ましい。一方で、一人の人生を受け入れる芯の強さや時には人に助けてもらう柔軟性も。人生の大先輩に教えられる、生きていく上でのヒントは少なくない。2019/10/26
のん
5
5年前の著書を読んでいたのでお元気で活動されていることを嬉しく思いました。今でも1日4時間リサイタルの前は8時間の練習!なんて凄いの、ただただ尊敬です。私にはとても真似ができません(だから下手っぴなのか?笑)…「文学作品を読むのと同じく人生の経験値(見方感じ方)が豊かになれば作曲家の伝えようとしている物語をより細やかに読み取ることができるようになる」少しわかる気もするけれど、あと40年続ければ違う何かが見えるのだろうか。「毎日、続ける」この表紙を側に置いているだけで励まされます。明日も頑張ろう。2018/10/14
ブロッコリー
3
図書館。 一つのことを長年プロとしてやっている人の言葉は大きい 。「人生もまた正解はないものです。 自分自身の素直な目で、自分にとって何が大切かを見極めることが、充実した人生を送るためには重要」 みんな同じこと言ってる。 自分で考えて決めなければいけないって。2019/12/29