角川文庫<br> 怪奇探偵リジー&クリスタル

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角川文庫
怪奇探偵リジー&クリスタル

  • 著者名:山本弘【著者】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • KADOKAWA(2018/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041067857

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内容説明

1938年、ロサンゼルス。私立探偵エリザベス・コルトと、助手の少女クリスタルは、それぞれの“特殊な身体”と知恵を駆使し、奇怪な事件の数々に立ち向かう! パルプマガジンの表死絵そっくりな惨殺死体、幻の特撮映画上映中に消えた人々、甦る十七世紀イギリスの錬金術……。型破りな謎と解決法、全編を貫くマニアックな薀蓄に驚嘆必至の5篇を収録。物語を愛するすべての人に贈る痛快で風変わりなミステリー!解説:菊地秀行

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

H!deking

80
読友hope兄さんからのレンタル本。いやこれ面白かった!1930年代のカリフォルニア。怪奇探偵のリジーと助手のクリスタル。オカルティックでSFでさらにノワールな臭いも。こういうのは頭カラッポにして楽しむのがいいですね。ちょっと衝撃でした。シリーズ化したら追っかけます!hope兄さんありがとう♪56冊目2018/06/26

ざるこ

56
特殊な素性の金髪美女とSFオタク少女の探偵事務所に不思議な事件が舞い込む5篇。凝りに凝っててとんでもなくおもしろい。まっぷたつの死体、ぶよぶよの何か、異形の獣とか登場するけどグロ描写はマイルド。30年代アメリカが舞台だけど、その時代設定も計算され尽くしたものだと感嘆。「軽はずみな旅行者」はSF好きにはたまらんでしょ。ブラッドベリなど錚々たる顔ぶれが予想外の形で登場。巧すぎる!錬金術や特撮などマニアックな蘊蓄もてんこ盛り。事件に絡めて解明する2人の謎も異次元的で最高!菊池秀行氏の解説も笑えて文句なしの1冊。2020/10/18

hanchyan@ふむ……いちりある

43
読まなきゃいけない本(笑)を探してて見つけた本書。主にタイトル&表紙買いなのは我ながら否めないので少し悔しいが(笑)。んで。完全にハマった。そもそも、第一話冒頭のイディオムの3行を読んで「このはなしの結末が知りたい!」と思わないエンタメ好きがいようか⁉あと第三話の結末な。これはカッコいい!そして第五話P436。もうね、シビれる!シビれすぎて泣けました(笑)。あ、第2及び第4話もニヤリ連発で良いぞ。結局全話良いんじゃん!と、まあ、とてもとても面白かった。そして個人的にはものすごく好き。映像化希望&続編熱望。2018/05/10

きっしぃ

35
1930年代のロサンゼルス。探偵業を営むエリザベス(リジー)と、助手のクリスタル。怪奇探偵ということで、SF要素のある不思議な事件を解決する、そして二人にもそれぞれ秘密が…。昔の特撮映画、小説などに造形が深ければもっと楽しめそうだけど、これだけでも充分楽しい。ぜひ続編も出てほしい。2018/11/16

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17
何なんだ、この自由奔放な世界観は。山本弘だからこそ描ける、許される展開が堪らなく楽しい。これは面白い。2019/02/28

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