行動情報処理 自動運転システムとの共生を目指して

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行動情報処理 自動運転システムとの共生を目指して

  • 著者名:武田一哉【著】/土井美和子【著】
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  • 特価 ¥880(本体¥800)
  • 共立出版(2018/03発売)
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  • ISBN:9784320009073

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内容説明

行動情報処理は,人間の行動に伴う様々な情報をセンサで取得し,データとして解析することで,将来の行動を予測したり,行動に内在する個性・状態・意識を理解したりする技術です。
本書では著者のこれまでの研究のうち,IT企業と共同で開発を進めた,振り込め詐欺通話を検出する技術を紹介した後,自動車の運転行動に関する研究をメインテーマとして取り上げます。
第1章では,行動情報処理とはどのような技術なのかを概説します。第2章では,行動情報処理に必要なデータ分析方法の数理的な基礎知識を解説します。第3章では,行動の個性(=その人らしさ)を特徴づける量の計算方法を解説します。第4章では,行動を予測する方法を解説します。第5章と第6章では,人間の行動から感情や状態を推定する方法を解説します。
本書で取り上げる運転行動の研究は,アクセルやブレーキペダルの踏み方からドライバーを識別する,ドライバーによる車間距離や速度の違いを予想する,車線変更の際の視線方向やペダル操作から危険運転を検出する,といった「人間の運転をコンピューターがどのように理解するか」に関する研究であり,今後自動運転が社会に普及するために,欠くことのできない研究です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

9
「共立スマートセレクション」は、その分野の第一線で活躍する研究者が自分の研究も含めて、最先端の研究動向を分かりやすく解説するシリーズである。「ビッグデータ解析の現在と未来: Hadoop,NoSQL,深層学習からオープンデータまで」をたまたま購入し、「生物多様性の多様性」を読んで、シリーズの面白さを認識し、他の本も読んでみようと思い立った。本書は、自分の研究をまとめて紹介しているスタイルであるが、自動運転が話題になる中、「行動情報処理」という領域の研究がどのように貢献するかが良く分かる。2018/03/31

Kluele

1
図書館であったので、借りてみた。人間の行動に関する研究をやっているので読んでみたが、簡潔まとめられていて読みやすかった。2016/10/11

Kiyoshi Utsugi

1
実物を見ずに購入したのですが、金曜の夜に届いたものを見ると100ページ以下のペラペラの本でしたので、すぐに読み終えることが出来ました。 最近流行りのビッグデータのうち行動に関わるものを大量に収集して、そのデータをデータ中心科学の方法論を使って、行動を捉える新しい技術が「行動情報処理」だそうです。φ(._.)メモメモ これまた流行りの見守りとかにも適用出来る技術のようです。 武田先生はカフェが好きなようで、名古屋の新栄にあるスタバが出てきたり、リアル感がありました。2016/04/21

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