ちくま新書<br> 大人の恐竜図鑑

個数:1
紙書籍版価格
¥946
  • 電子書籍
  • Reader

ちくま新書
大人の恐竜図鑑

  • 著者名:北村雄一【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2018/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480071217

ファイル: /

内容説明

三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の恐竜時代。温暖な気候のもと海も空も陸上も恐竜が制覇。哺乳類の祖先などは捕食者たちから、ただ逃げ回るしかなかった。もちろん恐竜同士も喰うか喰われるかの弱肉強食。白亜紀後期に最強の肉食恐竜であったティラノサウルスでも、トリケラトプスの角に突かれれば命を落とした。石頭のパキケファロサウルスも頭突き攻撃で怪我をした。人気恐竜の生態や進化、近年発掘された画期的な化石や地層、絶滅の真相など、最新研究の成果を大迫力のイラストで再現する大人のための図鑑!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

38
2018年刊。学者でなく科学ライターが書いたので学問業界的な過剰な配慮が無く、のんびり読める(少しは論争も掲載)。著者はイラストレーター兼務なので挿絵も分かりやすい。恐竜時代に生きた水棲大型爬虫類や翼竜も載っていて、首長竜は意外と小さいとか、ケツァルコアトルスはデカいとか、イメージを更新できた。鳥が恐竜である事はもはや常識。ほとんどの恐竜が羽毛付きで描かれる事に段々慣れてきた。歯の形や生え方、手や爪の大きさなどに注目すると、生態を再現しやすいようだ。恐竜は恐ろしいが、人間の果てしない欲望には敵うまい。2022/11/08

ちさと

32
今でもどんどん新しい発見がある恐竜学。情熱をもって日夜発掘調査に勤しむ恐竜学者がたくさんいるのですね。著者の楽しい語り口とたくさんのイラストで分かりやすく説明しているんだと思いますが、ある程度恐竜好きで知識のある人を対象にしている印象。読後記憶に残ったのは僅な知識でした…。2018/12/25

uD

15
新書サイズですが図鑑というだけあってイラスト(白黒)が豊富な上に、紀ごとに章分けされている構成でした。 自分で言うのもあれですが、これまで恐竜や古代生物に関する書籍はそれなりに読んできたと思います。がしかし、知らないことや見聞きしたことすらない情報はまだまだ多いものです…特に三畳紀の生物は、進化が多岐に渡っておらず特徴が乏しいためなかなか印象に残りません。笑 本書はある程度恐竜を知っている人向けの内容かもしれません。昔の本や図鑑とは通説も変わってきているので、そんな違いを楽しみながら読むのもよいものです。2018/12/28

C-biscuit

15
図書館で借りる。恐竜とは何かというところから始まり、現状の恐竜事情というか今わかっている最新のことが、書かれている。著者も同年代ということもあり、子供の頃の図鑑の引き合いが出てきており、ブロンドサウスルなどの名称が無くなった話などもしっかり出てくる。そういう意味ではブラキオサウルスは、たしかに子供の頃は、水の中から首を出していたようにも思う。また、この本の特徴はイラストであり、アッサリとした特徴的な絵である。コモドドラゴンの骨格をベースに復元すると、あんなにはがむき出しの恐竜というのは違うとのこと。納得。2018/05/10

さまい

11
先日読んだ大人のための恐竜教室で図鑑は最新のものを読めと書いてあったので、2018年刊のこちらを読んだ。サイエンスライター兼イラストレーターの著者が最新の情報を盛り込んで恐竜一種につき数ページの解説とイラストで紹介してくれて読みやすかった。恐竜は子供の頃に図鑑を読んだくらいの知識しかなかったので、当時と違って今では全ての恐竜に羽が生えていたのは新鮮だった。2021/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12650670
  • ご注意事項