内容説明
地縁、血縁、会社縁──押しつけの協調性はもういらない。SNS上を自由に行き来し、感性で世界と“ゆるく”つながる人が、成功をつかむ。SNSを鍵に、世界を切り開くための作法とセンスの磨き方を、ベストセラー『レバレッジ人脈術』の著者が伝授。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
22
人生100年時代、仕事と遊びの垣根がどんどん狭まっていく時代、昭和の高度成長期のように企業が牽引して強く繋がることはなくなっている。 となると、個人の力を前提にした人との繋がりが必要になってくる。 個人の力、つまり、自分発のネットワーキングにより、これまで大企業が担ってきたビジネスもテクノロジーの進化で、インターネットを介したゆるいつながりが可能になり、小さな実験を繰り返し、自分なりの正解を求めていくことが可能になります。それがオリジナリティとなり差別化をもたらしてくれます。2019/01/29
テツ
12
半強制的なつながりとか、やりたくもない「みんなと一緒」とか、ワガママ&自分勝手なために我慢できないから絶対にそこに加わらないようにしている。それで生きていく上で支障があるかといえばそんなことはなく。あたりまえのことだけれど、絆やつながりって能動的に選択するからこそ価値があるんですよね。全体主義的な価値観を含みながら、そこへの参加を求める空気がガキの頃からどうしても受け入れられなかった。ゆったりゆるやかに居心地の良いコミュニティに属そう。自分で選んだ場所なら貢献する気にもなりやすい。2023/04/21
長岡紅蓮
10
本書のタイトルである「ゆるいつながり」とは対象的なのが「昭和的強制のつながり」だ。これからは限られたコミュニティーにだけ所属する時代ではなく、ゆるいつながりが大事になってくる。定年して何もすることがないというのを聞いて「ゾッ」とする。その人にとっても不幸だし、まわりの人たちも困惑することだろう。ゆるいつながりを活用することで解決できる社会問題もあるのではないかと考えている。2019/05/05
あび
8
浅く広くな繋がりを沢山持っていても役立たないみたいな見識もありますが、数が多い方がいいんじゃないですかね。ふらっと立ち寄れて、話せる相手がいる場所が複数あれば、精神的に安定を得られる気がしますね。2018/06/04
金柑
8
先ほど読んだ『入社1年目の教科書』とは異なり、会社の枠から外れたヨコのつながりを説いている。今年の3月末に刊行されたので、最近のSNS事情についても知ることができた。例えばフェイスブックの出発点は大学のコミュニティ用ツールだったが、今では40代、50代に利用層が変わっていることなど。あとはインスタ映えなどでおなじみのインスタグラムがPRイベントなどのビジネスで常用されていること。とはいえあまりにも人気が加速すると、突然廃れていきそうな気もする。もし廃れたら、新たなSNSが登場したりするのだろうか。2018/04/07
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