成年後見制度の闇

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成年後見制度の闇

  • ISBN:9784864105934

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内容説明

高齢者の家族必見!!全国でトラブル続出、危ない実態を初公表!!

『月刊Hanada』で大反響の告発レポートを新規取材と大幅加筆で書籍化しました。

・自治体のすすめに乗ってはいけない!
・認知症高齢者・障碍者とその家族の悪夢のような日々。
・家族は排除され、弁護士・司法書士らに財産を奪われる実態を徹底取材。
・家族とどう交渉すればよいか。これまでなかった「貢献される側とその家族」向けにすぐ役立つ、対策マニュアル。


目次

第1章 弁護士がらみの後見トラブル
第2章 後見信託トラブル
第3章 横行する違法な「手続き飛ばし」
第4章 画期的な名古屋高裁判決と今後の訴訟展望
第5章 司法書士がらみのトラブル
終 章 問題解決に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

35
【図書館】最近読了した下村敦史さんの「法の雨」の参考文献にあがっていたので借りました。一番の問題点は一度、後見人がつくと、余程のことが無い限りは解任(取り消し)ができないことでしょう。後見人の働き度に寄らず、一定額の報酬を払い続けないといけないのは、制度として欠陥があるように思います。被後見人となる人の財産が一定額以上あると家族が選任されることはまれであることもあまり知られていないことのように思います。虐待が疑われるケースは慎重さが求められるところ。手続き飛ばしで闇雲に「後見」としてしまうのは無理がある。2020/07/25

えりここ

6
後見制度の問題点を指摘する本。今まで後見制度を賛美する本しかなかったのでやっとこの手の本が出てきたかぁと思いました。そもそも法律家が後見人になるのは無理があると思うんです。意思能力の判断は医師で、身上監護はヘルパーさんなどで財産管理は親族が自然なのでは。親族の財産横領があれば後手に回りますがその時に法律家が登場したら良いと思う。法律家は介護や医療については門外漢ですし被後見人を身内に持つ方の期待に応えるのは難しいと思うんです。後見人民間委託案は大いに賛成です。せめて必要な時だけのスポット後見人が出来れば。2018/03/24

スウィーニー校長

5
★★★★☆ この問題は広く知られる必要あり!本書は話題になるべき!「成年後見制度は絶対に利用するな!」 胸糞悪い。 (判断能力無しと判断されたら)個人の全財産、居住場所が、赤の他人に牛耳られる人権侵害が合法的に行われている。 勝手に虐待と決めつけ、後見申請する市長。 資産が500万以上あれば親族を泥棒とみなし、赤の他人を後見人に任命する家裁。 月数万の報酬をとり人権無視をする弁護士後見人。 介護、財産の決定権を盾に、勝手に介護施設に移す誘拐行為と、資産の売却。 集団ハイエナ行為の防御法が判らないので★-12018/03/23

YAP

4
終始、弁護士、司法書士等の専門職後見人、裁判所は悪だという風な書き方に思えてしまう。 情報としては、被害を訴える親族からの聴き取りがメインであることが要因だと考えられるが、偏った意見にどうしても感じてしまう。何かしらのデータ等の根拠があれば少しは良かったが、、、。2020/09/21

貴志

4
掲載されているのは極端な例なのかもしれませんが、被後見人やその家族にとって役に立たない闇っぷりが記述してあり、衝撃を受けました。制度ができてから暫く時間が経っているはずなのに全然浸透しない理由が理解できた気がしました。迂闊に勧められるものでありません。2019/03/02

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