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内容説明
国内外約40拠点で旅館やホテルを展開する星野リゾート。成長を続ける秘訣は「フラットな組織文化」にあった。星野佳路代表が「知らない」あいだに、なぜサービスの質が向上するのか? 軽井沢ホテルブレストンコートの「マイ・マルシェ・ウエディング」、トマム(北海道占冠村)の「雲海テラス」、奥入瀬渓流ホテル(青森県十和田市)の「氷瀑」……、ゲストを魅了するコンテンツ誕生の背景は? 10のストーリーを通して、社員の「好き」を競争力に変えるヒントが明らかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
94
京都・嵐山の「星のや京都」に宿泊する前の予習に読んだ。第2章07でこの旅館の会席料理のダイニングが取り上げられていた。プロの料理人とサービススタッフが対等の立場で議論しているフラットな組織が特徴とある。厳選した旬の素材と京料理の伝統を重んじながら新しさを追求する「五味自在」がコンセプトだという。船でアプローチするのもユニークな嵐山の渓谷にある旅館で、ゆっくり読書を楽しみたい。2024/07/07
あすなろ
77
先ずは働く人が楽しまなくてはならない。この一見当たり前の様に見えることは、実は殆どそうでない組織ばかり。その為には自由な発想をフラットな組織が受け止め伸ばして行く。顧客サービスには答えがない。顧客は千差万別であり、サービス業は消費の即時性が当たり前だからだ。その為には、例え料理人の聖域とも言える料理や日本旅館の象徴とも言える温泉にも自由に様々な立場の者が意見を更に言って議論する。更に立候補制度・1年の代表アシスタント経験・留学・講習制度がある。こうしてあの楽しそうで魅力的な星野リゾートは成り立っている。2019/03/03
きみたけ
54
半年くらい前にUdemyの講座で星野さんの対談を見て気になっていて、今回は星野リゾートの真髄を知りたくてチョイス。著者は、ビジネス誌を中心に取材・執筆活動をしているライターの前田はるみさん。ビジネス誌「THE21」2016年1月号〜2017年7月号連載の「遊びが会社を強くする!星野リゾートの現場力」を元に加筆修正してまとめています。星野リゾートのフラットな組織文化に着目し、「人を活かす」とはどういうことかについて探った一冊。指示待ちではダメで、やはり自ら動く人間にならないといけないと感じました。2024/12/31
おいしゃん
31
先週人生初の星野リゾートを体験し、星野リゾートという組織にさらに興味津々。スタッフの意識の高さが半端ない。2018/09/13
K
24
今度星野リゾート箱根に行くので読んでみた。少し褒めすぎな感じはするけれどトップダウンではなく現場の意見を尊重する企業体質にお高いのに人気の秘密があるのかな。奥入瀬渓流の苔ツアー参加したいな。2018/06/30