夜ふかしするほど面白い「月の話」

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夜ふかしするほど面白い「月の話」

  • 著者名:寺薗淳也
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2018/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569767758

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内容説明

宇宙飛行士の山崎直子氏推薦! 「宇宙探査やJAXAの広報に長年携わってきたテラキンさんの言葉だからこそ魅力が伝わってきます」古代から太陽と並んで身近な存在だった月。人類が初めて月に降り立ってからも約半世紀たった。しかし、最も近い天体にもかかわらず、未解明な部分も多く、月の内部の構造や地球との関係、誕生の秘密など、謎は尽きない。本書は、最新研究を紹介しつつ、こうした謎の解明に迫ろうというもの。現在、月への有人飛行も計画されており、今後ますます月から目が離せなくなるだろう。 ●Q. 月はなぜ「お盆」のように見えるのですか? ●Q. 月の中身はどのようになっているのですか? ●Q. 月はいつ、どのようにしてできたと考えられているのですか? ●Q. 月でも地震が起こりますか? ●Q. 月で宝石は採れますか? ●Q. 五〇年近く前に月に行ったのに、いま月に行けないのはなぜですか? 美しく身近なのに、いまだ謎の多い「月の不思議」に迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hukkey (ゆっけ)

16
少しずつ夜ふかしして読んだ、月に関する豆知識をまとめた文庫書き下ろし。Q&Aをベースにして、中高生でも解釈できるほど易しい解説。満ち欠けや遠近によって地球に違う表情を見せ、約38万kmも遠くに表側と裏側で異なる素顔をもつ。月は好きだけどあまり気にすることなく、知らないことも多かったので素直に楽しめた。月餅を食べる中国がお月見の発祥だったのか。まさか女性の月経まで話題が挙がるとは。まさか月に溶岩洞窟があるとは。月探査がまた気兼ねなくできるようなゆとりある世の中になって、極寒の夜14日間を乗り切ってほしいな。2020/09/30

タカボー

13
地球という小さな惑星には分不相応な大きな衛星、月。中学生の頃にエリア51とか火星の人面岩が流行ってた時、空気の無い月面で星条旗がはためくのはおかしいのでは?みたいな事を書いてる本もありました。この本ではそんな素朴な疑問から、月が無いと地球はどうなるのかとか、月にダイヤモンドや貴金属の鉱脈はあるのかとか、月までの旅行の日数など興味深い話がたくさん。期待以上に良い本でした。2021/10/11

井上裕紀男

10
大晦日の月が美しく、年の読み始めは本書にしました。月がいなきゃ地球はとうの昔に姿が変わっていただろうし、満月の光が何故神々しいのかようやく分かりました。 月の専門家がざっくばらんに解説し、天体や宇宙探査についても語る。google支援の月面レースも以前興奮して見ましたが、今なら更に楽しくなるかも。 小さいころ好きだった月をいつしか見なくなり、人生に疲れてしまったころ、再び眺めるようになりました。次に見る冬の満月がまた待ち遠しいです。皆様は、三日月、上弦・下弦の月、満月、いずれの月が好きなのでしょうか・・・2021/01/02

ゆぅ

6
月に関する様々なテーマを分かりやすく解説。科学、天文学のお話から月で採取できる可能性がある宝石や、世界各地の月にまつわる話など、幅広く端的で読みやすい本でした。漢字が分かれば子供も理解出来そうな優しい文章です。2020/06/07

蹴球有閑人

5
夜更かしはしなかったが、面白かった。 人によっては神話や伝説の方に興味を持つだろうが、「月」に関する科学的な考察が多く、参考になった。数式なども分かり易く説明してくれて、文系(!)の私でもよく理解できた。2018/01/18

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