講談社現代新書 プライベートバンカー 驚異の資産運用砲

著者名：杉山智一【著】

講談社（2018/03発売）

• ISBN：9784062884679

内容説明

日本の富裕層が海外で資産運用したがるのには、やっぱり理由があった！　初めて詳細に明かされる、プロのプライベートバンカーが考案・改良した驚異の資産運用方法とは？　ベストセラー『プライベートバンカー』（清武英利著）の主人公が詳細に語り尽くした“国内では絶対無理”の運用ノウハウ。富裕層でなくても活用可能な「資産別運用テクニック」も、あわせて公開しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ケロコ]

【図書館】清武氏著のプライベートバンカーを読んでからの本書。プライベートバンカーでは杉山氏が実名で登場していたので、二章は非常によく理解できた。富裕層、超富裕層のお金の残しかた、作り方がよく分かる一冊といえよう。しかしながら私の生活には全く即していないということも理解したのであった。お金って、有るとこには有るのだなぁ。

2019/05/30

[shikada]

富裕層の資産を運用する、プライベートバンカーの実態を解説する一冊。日本と海外の金融規制の違いが分かって面白い。庶民が5~6%の利率で慎ましく運用している一方で、富裕層はこんなに美味しい運用ができるのか、と雲の上をのぞいている気分になる。金融商品を頻繁に売買させて手数料を稼ぐ日本の金融・証券業界と違い、本書で紹介される海外のプライベートバンカーは顧客の資産残高に比例した報酬を貰う。だから、顧客の資産を増やすインセンティブが生まれるとのこと。

2020/09/07

[mazda]

オフショア生命保険を活用した資産運用を、スギヤマスペシャルとして紹介しています。正直仕組みがよくわからないのですが、話としてはありかと思いました。とは言え、元手がないことには進められないので、こんな話もあるんだな、という理解です。

2023/01/15

[じーつー]

プライベートバンクに預けて利息で生活できるようになるのは夢。 擬似的な物なら利用活用はしているけど利息生活にはまだまだ程遠い。 本書に載っているレバレッジを効かせる考え方がもっと日本で浸透すればよいのにと思う。 特定の資産を担保に借入を行い、その資金を用いて更に高い利回りへ預け代えていく。 問題はその先の運用商品の利回りと堅さになってくるが。 プライベートバンクだから当然富裕層の運用方法になってくるし、まだそこに至れていない身としてはやや自分事と捉えにくい節もある。 だけどそこを目指して頑張ろう。

2020/12/21

[たか]

内容はかなり高度な内容。 純金融資産を1億以上もっている順富裕層以上の人を対象にどう増やすか、どうすれば節税できるかをレクチャーするもの。 参考にはなるが、なかなか実施には至らないな…。

2018/04/17