内容説明
雪獅子王ウェイシは王としての資質が高く、臣民に慕われているが、先の戦の活躍のせいで近隣諸国から恐れられていた。そのウェイシを一途に慕う側近のシダは、彼の花嫁探しに頭を悩ませていたが、二人は誰よりも一番大切な存在で、お互いさえ傍にいればいいというのが暗黙の了解だった。シダは男であり、己の立場を弁えていたが、子を生すことができるため、そんな彼らを見ていた臣下たちは、「シダ殿が陛下の御子を産めばいい」と進言してきて…。 石田 要先生の美麗なイラスト入り♪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）
103
〝ウェイシが悪い。俺のこと、こんなにきゅうきゅうさせるこのオスが悪い（シダ）〟エロス度★★★★★★★★★★ ウェイシ×シダ♡ 孤高の雪獅子王と王を一途に想うクールな側近。石田先生のイラストなので読む前から予想していましたが……めっさエロい！文章から伝わるエロスのパトスがハンパない。主従を超越した2人の関係、普段はクールだけど発情すると完全なエロいメスになるシダ、さらにウェイシのモノを受け入れ、快楽でもはや幼児のように退行してしまうシダのセリフが素晴らしい！特に、雪獅子となったウェイシとの濡場がヤバかった♡2018/02/15
アッちゃん
15
グチュトロに濃ゆくて面白かったー。ずっとそばにいすぎて最早家族で己の一部だったから…気がつくのが遅かった、シダが嫁になればいいんじゃない？と。でもシダは自分は人喰いだから駄目だの一点張りで…。途中シダの盲目の愛が健気で可哀想になったけど、やっぱり読み始めの最初の印象…コレはお互い好き過ぎてどうしていいかわからないっていう惚気話しでやっぱり間違いなかったわねwシダがウェイシが好きだと言えるようになったのが１番の幸せ。お互いがいなければ生きていけないもの同士、幸せになって欲しいと思う幸せな読後感。2021/05/05
マシュ
9
雪獅子王ウェイシと幼い頃にウェイシに拾われた人喰いの子で側近且つ武官になったシダのお話。シダにとってウェイシが幸せになり国が安泰に続くことが一番。目下の問題はウェイシの嫁探しだが一向に嫁を取ろうとしない王。何から何までお世話をしているシダ。臣下はシダがウェイシの子を産めばいいといってきだけど、シダ自身がウェイシを思うあまりに受け入れられず。その“思い”は当初国とウェイシの安泰の為というのがあったけど、次第に恋心と言う事に気が付き口にするまでがとにかく長いんだけど、そこは色々と飽きさぜず読ませてくれました。2018/05/31
へへろ～本舗
9
あ～、なんかもうお腹いっぱいです、色々と…。疲れました。2018/02/18
いちのせけい＠鬼太郎にあえる街
4
嫌いじゃないけど、なんというか生々しいよね…。2018/02/18
