河出文庫<br> 海を渡った人類の遥かな歴史 古代海洋民の航海

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河出文庫
海を渡った人類の遥かな歴史 古代海洋民の航海

  • ISBN:9784309464640

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内容説明

かつて誰も書いたことのない画期的な野心作!世界中の名もなき古代の海洋民たちは、いかに航海したのか?祖先たちはなぜ舟をつくり、なぜ海に乗りだしたのかを解き明かす人類の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そふぃあ

18
昔から島、特にポリネシアに思い入れがあるので手に取った。本書は世界中の海の歴史を網羅しながらも、内容はかなり濃密に思え、通し読みでは全てを把握することが難しかった。章分けが海域ごとなので、今後知りたい事があった時に参照できるような辞典として使えたらいいと思う。2018/06/14

ふぁきべ

9
海の民の壮大な歴史を描く。海を渡って人々がどういった移動を行ったのか、という大きな歴史を描くのかと思っていたが焦点が当たっているのはもっとミクロな視点だった。例えば古代ポリネシアの人々がどのような船を使って、その船にはどんな問題があったか、あるいは古代~中世のスカンディナヴィア人たちがどういった船でどんな速度で走っていたか、などである。そこまで細かいところに関心がないので、半分くらいのところで飽きてしまった。非常に興味深い内容で、飽きてしまったのは私の責任だが・・・2019/11/19

tsubomi

6
2019.04.20-05.06:世界中の海の文化人類史。スンダ大陸、サフル、ラピタ人、など言葉を聞くだけでワクワクするような古代人の冒険世界が展開します。トロブリアンド諸島の交易システム=クラの輪は沖縄のゆいまーるを連想させますし、ミクロネシアの航法師が使うエタク(距離を表わすシステム)やイスラームが信者を奴隷にするのを禁止していたことなど勉強になる点が多々。デンマークの画家ミケル・アンカーの『彼は岬を迂回できるのか?』『船のそばに立つ2人の漁師』、エクセター大聖堂の詩など文化面の紹介も豊富で◎。2019/05/06

Kayo Miyashita

1
古代、世界中の人々が海を渡った壮大な歴史書です。日本のことが書かれていないのが残念です。2018/06/10

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