内容説明
鮮やかなモノクロ写真で甦る昭和30年代。
桐生市出身で、今も桐生市に住む78歳の齊藤利江さんは、10代の頃いろいろな写真コンテストで入賞し、プロのカメラマンを目指していました。
しかし、父の病のため進学もあきらめて、「町のカメラ屋さん」の商売を懸命に繁盛させました。
父が亡くなり17年経ち、自身が還暦を迎えたある日、父の遺品を片付けていたところお菓子の缶箱が見つかり、懐かしい父の文字で『利江のネガ』と。それは、夢中で撮った昭和30年代の生き生きとした人、物、暮らしでした。
写真に映っているどの人も、『いい顔』をしています。特に子ども達みんな笑顔。そんないい時代もあったのだということを、今の無機質な世界に生きる人々にも知ってもらいたいのです。世界のいろんな人にも知ってもらいたくて、英語の解説も付けました。齋藤利江さんは変わらぬ好奇心を武器に、今もカメラを手にして、世界中を駆け回っています。
フィックス型EPUB54.6MB(校正データ時の数値)。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
27
群馬県桐生市で写真好きの父に連れられて、愛機の「オリンパスワイドS」で感性の赴くままに撮った数々の写真。写真家になるのが夢だったが父の猛反対で断念。結婚後に写真店を開業。60歳となり父の遺品整理をしたところ、古いクッキーの缶の中から父の字で「利江のネガ」と書かれた捨てられたと思っていたネガフィルムが大量に出てきたことをきっかけに、写真展などを開催。三丁目の夕日の写真付きのコラムコーナーでの掲載が始まる。川で遊ぶ男の子が褌姿。おんぶ紐で妹をおんぶする女の子。子供たちの笑顔が印象的。昭和30年代の東京の姿も。2018/03/19
わんつーろっく
18
桐生出身の写真家。父親の遺品を整理した際、処分されたと思っていたネガが見つかり、西岸良平氏の人気コミックのコラムに連載されたもの。プロのカメラマンに憧れた10代の視点で、保育園児や学校行事、花嫁さん、おんぶされた子どもたちの自然体がとてもいい。父と上京した際の東京では、デパートの屋上に溢れていた子どもたちの笑顔、路上で行商を営む逞しい女性たち。戦後の白黒写真は、いつも私のこころをキュンとさせる。2022/06/24
TAGO
2
子どもたちの笑顔が微笑ましい 昭和30年代の暮らしを知るフォトブック。 団塊の世代の子供時代 昭和30年代の活気が写真から 伝わります。 2018/07/04
kaz
2
自分より少し前の世代であるため懐かしいというのは実は当たらないが、三丁目の夕日の世界が描かれているのが嬉しい。昔の学校の様子、子供たちの遊び、デパートの屋上、おんぶ、東京の街並み、風呂敷、台風の様子等、かつては確かに日常風景だった。2018/04/29




